2016
10.17

十傳スクールが神田会場での講義が多くなりましたので、神田の立ち食い蕎麦屋をかたっぱしから食っておりますです。

どの店もそれぞれでございます。

私メが気に入っているのが、画像の処であります。

「けさ、立ち食いで食べてましたね」
なんて受講生は油断も隙もございませぬ。
声をかけてくれたら、一杯くらいご馳走したのに。

この画像は、また別の店のヤツ。
国産のそば粉を使用しているとかで、けっこう人気店らしいのでありますが、味は、最初の店の方がイイのであります。

これは、意外に大切なことでございますが、美味いモノを「美味い!」、不味いモノを「不味い!」と言えることは、占いの修行においてとても大切なことでございます。

TVの食い物の番組で、出演者が、これでもかと思えるほど、破れかぶれになって「おいしいっー!」なんて騒いでいても、マジになってはいけませぬ。
自分の舌で評価することか大切なのであります。

歌でも小説でも同様でございます。
世間で評判だから「面白かったです」と言わないと、のけ者にされるなんて恐れてはいけませぬ。

裸の王様で「王様は裸だ!」と正直に告げる協調性の欠如した少年が登場しますが、占いとは協調性のない人々がやるものなのであります。

このお女性は美人だから心も美しいだろうなんて期待していたところ、とんでもない下げマンだったりすることも多ございますです。

すべては群集心理。流行りの風潮には、なにやら騙しの匂いがいたします。
友達が多ければイイ、なんてことも危険であります。
絆は断ち切るためにあるもの。

一人だって楽しいことはたくさんございます。
いや、一人の方が、とても充実しているのであります。

人は人を求めて集まり、人は人に傷ついて去っていく。これが世の実相。

まずは自分の味覚や、感性を優先することであります。
人それぞれだなんて考えてはいけませぬ。
自分が面白くないと感じたら、それは嘘だと断定することが大切なのであります。

ボブデュランの「歌詞が良いですね」と日本人の評論家が言ってましたが、こないだ、はじめて日本語訳の歌詞を見ました。
曲のようにかったるかったです。