2016
10.19

惑星が、ここにきて奇妙な動きを頻発させております。

詳しいことは略すとして、まずは簡単なところでは、水星、金星、火星が、それぞれ天秤座、蠍さ、山羊座、木星と土星が天秤座、射手座というように、集まっているのでございます。

占星術では、或る角度をもって意味づけしておりますが、それはそれとして惑星の引力ということに視点を据えると、人間の感情や、あるいは地球の大気や大地や海に、何らかの影響を及ぼしているのではないかという仮定をしてもイイかもしれませぬ。

四柱推命での星は、虚星を使いますですが、その星が偏っている場合、たとえば食傷にかたまって日主が弱ければ、日主の漏気が強く、物事に対する集中力を欠きますです。

あるいは日主が弱く、財星が多ければ、身弱多財と申しまして、お金のために身を破滅させるなどの意味が付されますです。
そして、それらは奇妙なほど的中するのでございます。

むろん、ケースは異なります。ケースは異なっても、占いでのカテゴリーにキチンと分類されての破滅に該当するのであります。

ここで、実星の動きと、それら偏った命式をつき合わせると、まことに不思議ではございますが、精神状態が狂ったとしか思えない現象が惹起させるのであります。

昨日今日のニュースで報道されている得体の知れない事件や、世界の動きは、もしかすると、そういう人間の備えている命式の歪みを、星々の動きが刺激してのことではないかと。

そして地震や噴火や、気候などにも及ぶことが予想されますです。
これらは11月も続くことでありましょう。

いやな暑さが続きます。
どこか遠くで、それは地下なのか天空からなのかは分かりませぬが、不吉を警告する呼び声が聞こえているよーな気がしてならないのであります。