2017
07.12

学研ムーから見本誌が届きまして、私メがデザインした付録が入っておりました。

なかなかの出来であります。

日本製というのも新鮮でございます。

宝くじ特集でありまして、その宝くじ券をこの中に、マグネットと一緒に入れるヤツなのであります。

「道教系のよーでないモノをお願いします」
「梵字でもないもので」
「十傳さん風でお願いします」

と言われましても、いい知恵が浮かばず、ぶらぶら散歩しながら考えたのであります。
何回か編集部とヤリトリしましたが、「巻末のボール紙なのだろう」と期待しておりませんでしたが、
「イイんじゃねの」
とプラスチック製なので驚きましたです。

本誌にはパワーボックスの作り方なども載せておりまして、また四柱推命の考え方なども併せておるのであります。

でも、すっかり忘れていた原稿でありました。

ショボイ付録には辟易させられておりましたが、これが私メのデザインということとは別に、やはり付録というものは、こうあらねばいけないと思うのでございます。

愛情をこめた丁寧なものでないと、ホントに出版界は絶望の未来しかございませぬ。ネットでは出来ないもの、それが付録なのだと気づかされた次第でございました。

さっそく通帳を入れようと致しました。
いささかキツイのであります。
「いいんだよ、ゆっくりと入れるからね」
すぐに根元まで挿入しようとせず、途中で左右に揺さぶるようなプレイを加えましたら、
付録の方で「そのままきて」と請われました。しずかに、が、容赦なく沈みこませますと、三方から軟骨より柔く皮膚よりかたいものに包まれ、億にいやいや、奥に達したのでございます。
「たまらないよー、いやいやいや貯まるよ!」
おもわず呻いたことでございましたです。