2017
09.01

夕飯を抜いたせいか、空腹で早朝に目が覚めたのでありました。

耐えられぬ飢餓感でございます。焼肉か、かつ丼か、ステーキか。そういうものが頭に浮かび、空腹をさらに刺激いたします。

で、朝の神楽坂を彷徨することにあいなったのであります。

が、当然のように、どこの店もクローズ。
けっこう歩いたので、いまさらコンビニでもないのであります。
この状態。食欲は旺盛なのに、食い物がない状態は、四柱推命でいえば身旺弱財なのであります。
身旺弱財とは、
お金が欲しい…!
女が欲しい…!
ところがどこにもそれらがないというヤツであります。さすれば、かっぱらうしかないのであります。

「お金は欲しいけど、お金が手に入らないのは、誰でもおんなじではねんでねのすか?」
こういう疑問が浮かぶでありましょうから、身旺弱財の反対の、身弱多財についても述べなければなりませんですね。

身弱多財とは、胃袋が小さいお方が、色々なメニューを注文することに似ているのであります。

たくさん注文したのに、サラダを食ったら、もう満腹になり、テーブルに並んだ食い物を残飯として捨てるよーな状態を申しますです。
無駄金を使う浪費家なのであります。
財運を使いこなす力がないために、浪費して、お金が残らないのでございます。あればあるだけ使い、なにも身に付かずに、一つとして残らないヤツであります。他人に御馳走したり、ブランド品をほいほいと買いあさったりして、大切な時にお金が、まったく「ない…!」の状態であります。

身旺弱財も、身弱多財も悲しい運命かもしれませぬ。

では、大運で喜神が到来したり、遁甲などを使って、身旺弱財が身旺多財となった場合と、身弱多財が身旺多財となった場合の違いはどうか。
両者は、どちらも金運に恵まれ幸運を得るのかどーか。
それとも運勢が狂ってしまうのか。

ふふふふ。こんなことを四柱推命卒論科で講義しているのであります。
こんなことを知ると、占いを越えて、世の中のからくりが見えてきたりするのではないでしょーか。
いやいや、それは受講生のお方の感じ方によるでしょーが…。

この朝、私メは、やっと、立ち食いそば屋に立ち寄り、かつ丼セットを胃に納めたのでありました。
しやわせでありました。
身旺弱財が、身旺多財となった喜びを体感したのでございますです。