2017
11.16

第二火曜日と第三火曜日におこなっている、四柱推命接続科のテキストBを眺めつつ、東北新幹線に乗っておりました。

初等科と卒論科の中間に位置しているクラスであります。

「なかなかに出来ているテキストではないか…」なんて手前味噌に感心したのであります。

とくに外格をメインにしておりますです。
つまり、
曲直格とか炎上格などの、一行得奇格。
強旺格。
従児格。
従財格。
従殺格。
化気格。

なかには、化金格の従児格など、特殊な格もありますです。
普通命式か外格かと判断しがたい命式の処理方法もあり、さらには、普通命式と外格の共通項の見方もございまして、
「これは、もしかすると名著では…」
自画自賛にひたるのでありました。

市販本ではないので、好きなように大胆に著すことが自由なのです。

喜神だとて、悪い作用をすることもあり、一般に喜神とされていても、本人にとっては、
「ひどい期間だった」
となるケースのあることも記載されているのでありました。

「ここまで書くことはなかったか」
舌打ちしてしまう部分もございましたが、先日、受講生の皆様に、後半の「接続科B」のテキストをお配りしたので、後の祭り。

後半は、日干己から日干癸まで。
ここが、四柱推命の難所でありますが、どういう難所なのかを、難所のいくつかを講義すれば、もはや達人の域に達してしまうのであります。

あとは、大運を意識しつつ用神を決め、四柱推命の文法で解いた命式の骨組みに、日常用語の壁塗りをするだけであります。

老眼鏡をバッグにしまい込み、初雪の車窓をみやると、はやモリオカ駅なのでありました。

来年度は、土日の接続科の開設もありかな…などと思ったりするのでありました。
いやいや、もったいないかも…とも。