2017
12.01

助手席にいるお女性が、切った生首、実父の生首を鬼怒川に捨てるため、曲がりくねった道を走っておりました。

すると、そこは鬼怒川べりでありました。

石ころだらけの道を降りていきましたらタイヤをとられて、車が横転いたししましたです。
トランクが開き、入れていた生首がみつかりませぬ。
雑多なものをかきだして探すのでありますが、生首がありませぬ。

目が覚めると、そこは真っ暗闇。
神楽坂の事務所なのでありました。

水を飲みに立つと、見知らぬオヤジが椅子に座っておるのです。
無言で私メを見つめているのでありました。

また目が覚めました。そこは真っ暗闇。
神楽坂の事務所なのでありました。

上野で開催されている「怖い絵展」を見に行きました。
40分ほどの長蛇の列。

怖い絵と題されているほどには怖くはありまぬ。
ゴシック調の白い裸体画が美しいのでありました。
怖くないと感じる自分が怖いのでありました。