2018
04.11

神楽坂も物騒になったよーであります。

割合に穏やかな環境にあった神楽坂にも、宅急便を装ったドロボー君が来た! ということで、私メの事務所にも少し前から、画像付きのチャイムが設置されたのでありました。

なかなか面白く、不在の時もどんなお方が来たのかが、録画されてチェックできるのであります。

宗教勧誘のお方とか、各種セールスマン、牛乳屋とか色々であります。たまに警察官の姿も。

忌々しいのはNHKから来たとかいう奴らであります。

私メが在室の時にも、しつこくチャイムを鳴らすのであります。

「はい」
B型人間に化し、思いっきり不愛想な対応。

NHKから来たというのに、よくよく聞くと、NHKから委託されていた奴らで、そこで、
「嘘をついているのか」
「頼まれているだけですよ」
「いまNHKから来たと言ったではないか」
押し問答になるのであります。

事務所にはテレビはございませぬ。
すると、携帯とかスマホがあれば、それでも受信料を払う義務があるのだとか。法律でも、その義務は発生しているのだとか。罰金問題に発展することもあると脅すのであります。

「払わないとは言っていない」
私メは切り出すのであります。
受信料を払う代わりに、賃借料を払わないと困るのだという言葉遊びを楽しもうと考えました。
「賃借料と言いますと?」

賃借マンションやアパートの場合、毎月、所定の日までに、賃借料を払うことになっていて、それは至極当たり前の事であります。
ならば、携帯やスマホなどに、勝手にNHKの放送が入り込むのは、無断で部屋に居座っているよーなものではありませぬか。いやNHKだけでなく、TBSもフジも同様。
「今月と来月だけ五千円にまけておく、六月からは一万円を支払いなさい」
と、委託社員に告げたのであります。
「で、あれば受信料は払わないこともない」と。

しょぼくれた中年男は首を傾げて立ち去るのが映し出されるのでありました。

まったくもってバカバカしい世の中であります。