2018
08.01
08.01
ずいぶん足が遠のいていますが、キムラ満夫として島巡りをしていた頃に、その島全体が、画像の如き神様で祀られていたのです。
「エロ島だな」
なんてウキウキしたりいたしました。明治の廃仏毀釈などで、いろいろなモノが取り壊されたり焼かれたりしましたけれど、その島はなぜか免れていたのであります。
社内は男女の体位の春画が幾枚も貼られておりましたっけ。
そこで目についたのがしめ縄であります。
それまでしめ縄と言うのは、天照さんが、二度と岩戸に入らないようにと戸を塞いだことに使われたのが最初だとか、「しめ」は「占める」に通じ神様が占める場所だとか頭から信じておりましたが、そーではないのだと直感したものでした。
二匹の雌雄の蛇が交接している姿のだと。
蛇の交接は丸一日も続けられるとか。
「亭主は五分もモチません」
「早く出たで早漏」
「夜明けごろにチョンチョンするだけ」
ほらほら、不気味ですが、右の画像が蛇の愛欲なのであります。
まさに、しめ縄でありましょう。
「長時間ヤッてもらってガニ股で帰りたい」
なんて思いませぬか。
長時間SEXが、じつは魔除けであり、結界であったりするのだと、私メはその神社に祀られた男根神と、首にかけられたしめ縄で目が覚めたのでございます。
神社のみならず、男根や女陰をかたどった石の芸術品で島は包まれていたのでございます。
「文句あるか!」
と言わんばかりの見事さでございます。
屁理屈や小賢しさは弾かれてしまうのであります。
純愛だの熱愛だの不倫などと大騒ぎするのがバカバカしくなるのであります。
が、いまは熱暑。
やがて夏が傾いだら、ふたたび出かけてみようかとも思っております。その天獄の島に。