2018
10.02

ギャンブル宝典が廃刊になったことはお知らせいたしました。
これで終わりなのであります。

が、編集部の人たちが、コンビニマルチプリンターという、マイナーの中の最マイナーで「ギャンブル帝王」なるものに死活をかけておるのであります。

未来は真っ暗。
来年まで持つ可能性はゼロに等しいのであります。

私メとしては、そこと手を組むことは
「堕ちるところまで堕ちた」
と噂される危険がございますです。
落ち目とはいえ、紙媒体はやはり存在感がございます。
比べるまでもなく、コンビニプリントサービスは「はぁ?」でありましょう。

こーいうときに鷲尾先生のお声が聞こえるのでして困ったものであります。
「易者はさ、最初から堕武者なんだから、なにを体裁つけているの」

9月30日がギャンブル宝典最後のメール配信の直前大予言でありました。
ギャンブラー諸君! からはじまるその一文の抜粋がコレであります。

『個人的な思いになるが聞いて欲しい。ギャンブル宝典の母体となる株式会社キューブリックは事実上、滅んでいる。さて私はオフィスRなる個人事務所を持っている。Rと名付けた理由は、事務所の名に、私を育ててくれた恩のあるキューブリックのQの前のアルファベットはつけられないという感情があった。だからQの後のRにした経緯がある。もしもQを強運イニシャルとして持つ馬がいれば、その馬を挙げただろうが、そのような馬はいない。いや、9番ラブカンプーの9番の9はQではないか。しかもRも背負っている。日の聖数5を絶対音数として有してもいる。』

この原稿を作成しながら、ある西洋系の占い師を思い出したのでありました。
やはり講談社のWebサイトが潰れたときでした。再起をかけるために、新たにサイトをUPし、美人編集員が、その占い師に声をかけると「キミたちに世話になった覚えはない」と一蹴したそーであります。
それは正しい判断でありましたでありましょう。
沈む船に乗ってはいられませんから。そのサイトも消滅しましたし。
しかしーーですよ。

最後の大予言を私メは、このよーに締めくくってありますです。
最後に挙げるのは、12番ナックビーナスである。カバラ暗示は皆無。運からは完全に見捨てられている。まるで本誌のような存在ではないか。まさにナクビーナス。泣く女神だ。12番の数を、台風24号の半分をぶった斬る刃として涙の川をゴールしてもいいのではないか』

結局、ナックビーナスは7着に敗北いたしましたです。

そのとき思いましたです。
運に見捨てられた船への乗船も悪くない体験になるやもしれない。
浪人にはなった彼らと、ふたたび仕事をしても悪くない。

「ところで…」
と元編集長。
「監修料は月1万5千円を支払えればいい方ですが…」
と。

そんなことはよい…とは申しましたが、いままでの50分の1にも満ちませぬ。

「世話になった覚えはない」と、くだんのホモ占い師を真似て告げようとしましたが、私メったら真逆を答えておるのでありました。

これはマジで当てなければならなくなった次第でありますです。

…ところでコンビニプリントって存在、知らないのですが。