2018
12.18
12.18
私メの場合は、老人性のボケに違いないのでありますが、画像のおヌード写真が5、6年行方不明でありました。
いつ見当たらなくなったのか。
忘れもいたしませぬ。
夕闇迫る東京駅で、不審尋問を受けたときでありました。
逆らっておりましたら、みるみる公安が増えてまいりまして、私メに上司らしき中年が、「そこを降りなさい」と東海道線への上り口の3段目あたりにいた私メに指示したのであります。
私メは部下らしき十人ほどに言いましたです。
「諸君! このよーな上司を持っているから、いつまでたったもウダツが上がらぬのだと」
つづけて中年に向かい、
「おや、顔が赤いね、まさか飲酒しているんじゃないだろうね」
周囲は人だかり、携帯で写している奴もおりましたです。
「ゆっくりと話を聞こうじゃないか」
と赤ら顔の上司が言った瞬間、「しまった!」と顔が青ざめたのであります。
おそらく取調室では所有物のチェックがなされるであろう。
むろん危険物など所持しているわけではありませぬ。
が、バッグの中に、この写真がふったのであります。
ところがであります。
取調室でバッグを開けましたが、不思議なことに、ヌード写真が消えておりました。
二日前、資料を調べていたら、まるで過去から送られてきたごとく、資料の中から写真が出てまいりました。
ふーむ。
ついに本格的なボケが始まったのであろうか。
おヌードを眺めつつ思った事でありました。