2019
02.10
02.10
十傳スクールが二日続けてありましたので、遅刻などしてはいけないと思い、茅ヶ崎をいつもよりも早めに出ました。
しかし、積もるよりも解ける速度が速いために、「ありりゃーん」
の結末。
いつのことでしたか、もう五年ほど前だと記憶していますが、十傳スクールの際に大雪に見舞われ、受講生の皆様が帰るに帰られず…ということがございました。
「あの時はすごい雪でしたね」
という思い出語りを、お酒を傾けつつ懐かしむのも悪くはございません。
そのうちに、語ろうと思っても語る相手がいなくなるという未来は、やがてやって来るわけでして、溶けながら降る雪をしみじみと眺めているのでございます。
断易NEXT科を詰め切ろうとしたとたんに、申し込みが殺到しまして、
「では募集を拡大しよーか」
となりましてございます。
しょぼい雪ではございますが、それでも東京は北国の匂いに包まれ、その匂いは心をなごませてくれるのでありました。
お女性に悪戯されながら、快楽に悶え苦しみたい匂いなのであります。苦悶する視界に雪景色がのぞいて見えるのは、さぞ最高であろーなと。
またには快楽を与える側ではなく、受ける側になりたいものだと。