2019
06.26

山峡の温泉地におります。

来年の五輪を避けるための予行演習の目的もございますです。

旅館にはTVもなく、ネット環境もあやふや。
このブログをUPするのには、旅館の外の小さな橋の上に行くことになるでありましょー。
その場所なら…と仲居さんが教えてくれたのであります。

昨日の福島も悪くありませんでした。
放射能が蔓延するという情報ら恐れたのか、外人の姿はまったくなく、心が落ち着くのでしたが、残念ながら食い物のすべてが、後頭部を殴られたように感じるほど塩辛過ぎるのでありました。
これでは禿げてしまいますです。

その点、この山峡の宿は、味はまぁまぁ。
「五輪は関係ね」と宿のご主人は語るし、「TVなどなくても生きていげる」とのこと。

これであれば大地震があっても痛くも痒くもありますまい。
人間のお女性がたまに顔を見せてもらえれば最高でございましょう。

「で、お客さんは何してる人だべ」
とご主人。
「ヤグザではねぇみてだし。世捨て人でもあるまいしの」

そこは、ふるまってくれた温泉卵の殻をむきながら微笑でながすのでありました。

2019
06.23

奇門遁甲には『催吉』なる秘法がございますです。

現在、webスクールでは、ちょぅど、その催吉のあたりの学習にかかっておりますです。

十傳スクールでは、初等科において、その秘伝にも触れることにしており、すでに通学制のスクールで奇門遁甲初等科を学んだ方々は、「ああ、あのことかぁ」と思い出されたはずであります。

催吉とは、使った吉格を、さらに強める方法であります。
青龍返首を使っただけでは心もとなく、青龍返首をさらに強めるためには、次にどの方位を使えば良いのか。
ここに秘法があるのであります。

たとえば「青龍返首」の後に「青龍返首」を用いれば、最初の青龍返首はさらにパワーを増すのであります。
「丁奇昇殿」も同様であります。丁奇昇殿は、西の方角で天盤が丁が付けは、それだけで丁奇昇殿となりますです。けれど、それだと、「ちょっと勉強しよーかな」と思う程度の効果しか得られません。これを「よーし、成績を上げるぞ」と勉強に集中させるためには、直後に「青龍返首」を使えば良いのであります。

しかし、この知識を持ってはいても、容易に使えないのが実情でございます。

何故か。
次に青龍返首が来るのは何時なのかを調べるのが億劫だからであります。

私メの発行している「奇門遁甲カレンダー」など、時間ベースで方位を一覧できるモノがあれば、あるいは、それらを作成すれば、
「よし、飛鳥跌穴を強める方位が連続してあるぞ」
と一目で分かるのであります。

つまり奇門遁甲の秘伝「催吉」を使うためには、計画性が必要であるのであります。

もちろん、催吉を使う欲はイイから、
「凶方位だけは避けよう」
というのでしたら、その時の方位だけをご覧になれば、問題はございませんけれど。そして、その使い方はとても無難なのでありますけれど。

2019
06.22

龍神でも潜んでいるかの如き雲の下、
「夏至だからね」
寒川神社に詣でるのでありました。

多くの人出を狙った雰囲気でしたけれど、なぜか参拝者は少なく、ご祈祷の希望者も数名程度。
でも、「気」が乱れないためには、このぐらいが最適なのであります。

祟りの問題を背負ったお客様が多いので、八方除けの神社で良かったのかもしれませんですが、私メは霊障を受けることは少ないのであります。悪霊と正面切って対決しようとするから霊障を浴びるのであります。
霊的な悪さの皮を、一枚一枚ピンセットで脱がすようにしていけば、
「寂しいよ~」
「憎くて憎くてたまらないよ~」
という可哀いらしい霊の膿が見つかるものであります。
それを
「こっちだ、こっちにこい」
と瓶に詰めてしまうような対処をすれば大丈夫。

ご祈祷を受けた人だけが鑑賞できるお庭があり、時間もあることだしと赴きましたです。そこには、清水が幸あれとばかりに湧き出し、
「エロいなぁ」
と魅せられるのでございました。
くもり空をうつし閑せいな幸運の泉なのでありました。

帰り道は、激雨。
前も見えぬほどの土砂降りに、
「これは神雨ではないか、イイぞ、イイぞ」
と、自動運転を、アナログに切り戻したのでございます。