2019
06.12

料理はエロの如くであります。

この数カ月、料理のメニューを揃えており、たとえば銀行の待合で眺めた料理雑誌の内容を、忘れぬうちに、取り急ぎ帰宅し、挑戦しているのでございます。

2020年から都内のレストランでは全面禁煙とかであり、
「んだば、はぁ、自分で作るしかねな」
動機はソレでございました。

味と食感と見かけ。

エロ力が低下して、それが料理に転嫁しているのかもしれませぬ。

丁寧に、相手の素材と対話しつつ、最高の味を引き出す。
自分の得意技を押し通すのだけでなく、常に発見し、腕を磨いていくという工程は、エロそのものではありませぬか。
エロだけでなく、占いにも通じるものでもございます。
つまり、甘美な想像力と突きまわす感動が必要なのでありましょーか。

レストランの若造にできて、自分に出来ないワケがない。
この意地もございますです。

自分に課すものとして、エロでバイアグラを使用しないのと同じく、占いでダマしのテクを用いないのと同じく、料理では味の素みたいなヤツは一切使わない。この掟を守ることでございますです。

さぁ、明日は誰を…いやいや、何の料理を作ろうか。
この趣味にちと魅せられましたです。