2019
07.25

モリオカも気温が上がり、とても暑かったので、峠に行けば、すこしは涼しいかもと、白樺の森を抜け、湖が片手に臨むレストハウスに。

画像のよーに、レストハウスといったって大衆食堂なのであります。
ラーメン450円。

店の片隅に、熊の牙のペンダントが売っていて定価8000円。
「盗むしかないな」
と目をすぼませていたら、ラーメンできました!の声。

峠も気温30度。
「うちクーラーないのよ」
額に汗して食っている私メを気の毒に思ってか、「窓開けると蠅がはいってくるし」と水を注ぎたし「暑いのは夏の4日くらいだから、我慢して」

そこで発見。
真ん中の柱にピンクの蠅タタキが釘にセットされているではありませんか。

名物としてしまうには、あまりにも広東風。
不衛生だと指摘するには、オバちゃんはチョンちゃん風。いきなり怒鳴られそーであります。キムチを投げつけられるとか。

蠅が多いのでしょーか。夏の4日くらいに繁殖する蠅に対する備えには、歴史というか風習、地方性が感じられましたです。

夏の樺太のBBQを楽しんでいるビデオで、人々の腕にそれぞれ巨大な蠅が2匹ずつ止まっているのを見て、樺太行きを中止した記憶がよみがえりましたです。

ふいに、この蠅タタキで店の客の横っ面をピタピタと叩きまわったらさぞ楽しいだろうという衝動に突き動かされました。

今朝の会員向け朝の十傳メールーー大久保の韓国料理屋での噂のあれこれに対する直後の「ちょっとちょっと」のクレームをいくつか頂いたことを思い出し、

「まさかラーメンに蠅の羽根の混入は…」
大丈夫、それはなかったよーであります。

食っている横で、バトミントン選手のよーに、蠅タタキを片手に虚空を睨む、おっさんやオバサンの風景を空想して、すこしなごむのでありました。