2019
08.14

冷蔵庫にニンジンが眠っていましたので、パスタソースをこしらえたのでありました。

6本入って100円だったので買っておいたのですが、そろそろ使わないとヤバい時期。
「!」
ニンジンは精力剤になると、どこかで聞いたことが。
いや、朝鮮人参でなればダメなのかも。

が、そんなことより、この日は家相の鑑定が続きまして、頭がモーロ―としていたので、腹に何かを収めなくては。

画像では伝わりませんが、このソースもパスタも冷たくしているのであります。
汗をかかずに食えるのでございます。
味付けは塩のみ。
塩が塩辛くなる前に、いちど甘く感じる分岐点がございます。
その微妙な味付けがイノチでありましょーか。

今年になり、いろいろと料理のレパートリーが増えました。
空襲の夜に、モリオカの実家の屋根裏部屋で料理を楽しむという近未来の予兆なのかもしれませぬ。
「なにかある」
住むあてもなく実家をリノベするだけでなく離れもつくり、料理のメニューを揃えるのでありますから、それら一連の無駄な行動には退化した野生動物の危険を察知するカンの名残があるのだと理由付けするほかはないのであります。

「チクチクと難癖していないで、さっさとかかってこないか!」
泣き女の風習のある嘘つき民族に対して憤りつつ、
「まだ実害はないけれど」
とお皿に付着した黄色いスープをひと舐めするのでありました。