2019
08.21

いつもの、ジャジャ麺の店に行きましたら、無言の集団がどやどやと入店してきたのでありました。

「チョンさんどもか…まさか!」
ジャジャ麺は自分たちの祖国が発祥であるからと、クレームをつけにきたのかと。

八幡平の開墾に入植してきた朝鮮人が、モリオカに移り住み、そこで広げたホルモン料理や、冷麺などが、やがて盛岡冷麺とかになったので、その点は認めているわけでありますが、だからといって、いまさらクレームをつけられても…。

ところが集団は大人しいのであります。朝鮮人ならば例のごとくがなり立てるはずのに、会話ひとつせず、運ばれたジャジャ麺を、美味いとも不味いともいわずに黙々と食っているのであります。

檻のような格子からちらりと見えた名札は、日本名。

みると引率の男は、モリオカのトライビングスクールのネームプレートを胸に下げております。
「なーんだ」
夏休みを利用して、運転免許を取得するために各地からいらした合宿免許組の方々でございました。

教習時間の合間に、希望者を募ってマイクロバスで「ジャジャ麺を食べよう」の企画だと分かったのであります。

どうりで、皆お静か。従順であります。

私メも覚えがありますが、自動車教習所に通っていた頃は、
「運転の出来るヤツって天才でねべか」
だったのです。
根気と屈辱と我慢の日々。

そして、運転免許証を、この手にしたときの解放感。

それにしても、お女性と男が分かれて座り、なんのスケベな気配もない異様な静けさは、何だったでありましょーか。