2019
10.26
11月はウィスキーの季節だと、自分でかってに決め込んでおります。
アル中患者のように、二杯のロックをグッと煽ると、しばらくして後頭部がグラッと痺れる感覚は、ウィスキー独特のものでございます。
「お酒は制限してください」
と痛風を定期的に診てもらっている医師に注意されてはおりますが、仕事を終えてからのグラリ感は止めることはできませぬ。
お女性と飲んでいても、グラリ感があれば、もうおセックスなどどーてもよくなり、
「もう帰ったら」
一人酒に没することも、であります。
そんなことより、11月のボイドタイムですよね。
2019年10/27(日)17h24m in天秤 ~ /28(月)05h30m
2019年10/30(水)02h36m in蠍 ~ 06h59m
2019年10/31(木)23h32m in射手 ~11/01(金)11h39m
2019年11/03(日)14h47m in山羊 ~ 20h20m
2019年11/05(火)23h36m in水瓶 ~ /06(水)08h08m
2019年11/08(金)10h14m in魚 ~ 20h49m
2019年11/10(日)23h02m in牡羊 ~ /11(月)08h18m
2019年11/13(水)00h49m in牡牛 ~ 17h46m
2019年11/15(金)20h42m in双子 ~ /16(土)01h16m
2019年11/18(月)05h17m in蟹 ~ 06h58m
2019年11/20(水)06h12m in獅子 ~ 10h56m
2019年11/22(金)12h33m in乙女 ~ 13h21m
2019年11/24(日)11h52m in天秤 ~ 14h59m
2019年11/26(火)02h33m in蠍 ~ 17h12m
2019年11/28(木)19h53m in射手 ~ 21h34m
2019年11/30(土)13h00m in山羊 ~12/01(日)05h14m
2019年12/02(月)21h31m in水瓶 ~ /03(火)16h11m
てな具合であります。
Category:
ボイドタイム /
Tags: no tag /
2019
10.24
秋田県の廃坑は約二キロにも及び、オバケ話が似合うのかもしれませんです。
オカルト雑誌が、ネタ切れになると取材とか称してノコノコと出向いたりするのでありましょう。
が、実際はオバケなど存在しませんから、そんなものが出るはずもなく、坑道が続くばかりなのであります。
しかし、このよーな場所は呪いをするためには条件が揃っております。
テキトーなヤツを選んで、呪術の練習をしても面白いかもです。
隠れキリシタンも、誰かに呪いをかけているのでありましょーか。
十字架をかかげつつ
「せぜすきりすとさま、なにとぞたきがわくりとりすを殺したまえ」
とか。
隣の弥平も
「おらだけに幸せをおくんなせい。たけだてつやさだまさしのいのちをいけにえにささげますから」
とか。
彼ら隠れキリシタンもやがては捕まり、処刑される運命だったのでございます。
聖書にはサル人種や黒人についてはいっさい記述されておりませんから、拝んでも何にもならないのであります。邪宗門の日本の信者はいちど、この点を考え、屁理屈をつけることが必要でありましょう。
しばし進みますと、酒の保存場所にたどりつきましたぞい。
日本酒、焼酎、ワインなどもございました。
「ははーん、出口にはこれらが売っているな」
と直感いたしました。
あたかも、低温が一定している場所で時間をかけて、お酒をじっくりと醸しているよーな錯覚を受けてしまいますです。
「ごまかしだ!」
と心でぜったいに買わないぞと誓ったにもかかわらず、出口で購入し、六時間後に実家の食卓で、
「やっぱりダマされた…」
忸怩たるおもいに沈んだことでございました。
洞窟内はまだまだ続きます。
Category:
十傳の日記 /
Tags: no tag /
2019
10.22
東北道をモリオカから北に一時間ほどいきますと、こんな鉱山跡に着くのでございます。
心霊スポットとか言われておりますが、心霊に対して関心のない私メなので、別に心霊などどーでもイイのであります。
それよりも維新の際に、長州の井上馨にだまし取られた、南部藩の豪商、村井茂兵衛の怨念が眠っておるかとおもうと、
「コロセ、コロセ!」
と入り口に立った時から、コーフンしているのでありました。
近くの資料館には、そーいうことの記載はなく、井上や三菱を絶賛することばかりで、
「情けなや…」
悔し涙をおとす演技をするのですが、誰も見ておりません。
約二キロ弱の坑道なのでございます。
背後になにやら気配を感じましたが、この鉱山は、かつては金山で、奈良の大仏や、平泉の金色堂の金に使われたと知るに及び、人間の欲によって、山を穴だらけにした、その執念に恐ろしさを覚えるのでございました。
こんな山奥で金を採掘し、それをどーやって京都に運んだかまでは記されておりませぬ。
以前は、よそ者を軽蔑して嫌う京都の気高き気風も、中国人の落とすお金に目がくらみ、完全に堕落した街になっているわけでして、人間の欲は、なにごとも可能にしてしまうパワーを持っているのでございますです。
朝鮮人に軽蔑され、「無礼者!」などと息巻いたくらいにして、けれど、米に対しては「無礼者!」などとは決して言えませんから、ますます朝鮮人に舐められる始末。
だんだんと感情的になっているのは、鉱山内で嬲り殺されただろう抗夫たちの怨念が憑りついたからでありましょーか。
大規模な坑道のなかで激しい孤独感を味わうのでございます。
突如として現れる人形は、さらに恐怖をあおるばかり。
おなじ人形でも、おはりお女性のほうが、心を癒してくれるものであります。
抗夫どもも、
「女だ、女だ!」と満面笑みとなったことでありましょう。
足がかくかくなるくらい歩いて歩きましたです。
心霊スポットが聞いて呆れましたが、やはり背後に人の気配を覚えるのでありました。
振り向くと、地べたを這うよーに老母が付いていたのでございますです。
Category:
十傳の日記 /
Tags: no tag /