2019
10.08

ボリメキというキノコであります。
楢ダケとかカックイとかの名も持つようでありますが、やはりボリメキなのであります。

「今夜はボリメキ鍋にしよう」
と、いう時の、なんとはなしの恥ずかしさ。
お女性もまた、ボリメキの響きがカラダのどこかを刺激するのか、
「えっ」
と反応したきり、目に桃花殺を宿らせながら、二の句がつげなくなるのであります。

ボリメキの「ボ」が卑猥なのか「メリ」や「メキ」に官能するのか、いずれにしてもボリメキの響きは、たととえば別のキノコの「シメジ」とは、まったく別の異様さを脳が感知するよーであります。

言葉の響きであれば、アルファベッドにヒントがあるかも。
BORIMEKIを反対から書けばIKEMIROB。

「風角」という占いを私メはもっております。
音の響きを重視した姓名判断であります。

古い「風角」の占いを、分解し、アレンジして完成させました。
基本は相性占い。
「出逢いの相性」「恋愛の相性」「SEXの相性」「結婚の相性」のくくりで始めましたが、「場所との相性」や「店との相性」などバラエティーが広がりましたです。

2003年に「Hanako」というマガジンハウスの占い特集でデビューした占いでして、以後、講談社に移り、いまは無きなんとかいうwebサイトで成長させ、現在はcocoloniのサイトで扱われております。毎月入金される額から、まだ、多くの利用者の人気がある占いなのであることが解かります。

普通の占いは、一時的に盛り上がっても二年もたてば絶滅に近い状態になるものですが、「風角」は、担当者からも
「不思議ですよね」
と良い意味で首を傾げられておるのであります。

音の響きは、一瞬で、耳から脳に伝播する、動物の本能的なものを有しているからだと、かってに解釈しております。
香りも同様でありましょう。

音楽に携わっている方々が一様にスケベに対して素直なのも納得いきますです。
文章のよーな、読んで、その意味を咀嚼してから脳が刺激される複雑さを持たないからかもしれませんです。

ボリメキという音の響きもまた、カラダの奥底を変に興奮させるのでありましょう。
ボリメキ鍋は、出汁がきいてお味も美味でございます。