2020
01.09

モリオカではめずらしい青っぽい雪なのでありました。

水分を多量に含んでいる証拠でありまして、困ったことに重いのであります。

おまけに雪かきのスコップに引っ付き、これで体力を消耗するし、くわえて、瞬く間に積るために、家の周りの雪をせっかく掻き退けても、またまた雪かきをせねばならないハメになるのでございます。

「雪掻きはじんわりとすること」
と知ってはいても、はやく解放されたいために全力でおこない、息を切らし、汗をかいてしまうのでありました。汗をかいては、次には寒さに襲われます。

その作業をしながら、やっと古い母屋の整理が完了させましたです、はい。

これが昨日のこと。つまり1月8日。
いまは茅ヶ崎で、春のよーな陽気につつまれつつ、画像をかえりみているのであります。

「家相にのっとって建てるのですよね」
と聞かれます。
もちろん家相の講義をしているのですから、家相を最大限に取り入れていることは言うまでもございません。
が、図面上では甘く採点して70点というところであります。

家というものは、いろいろな規制がありますです。
たとえばトイレ。
トイレの位置を正しく設置しよーとしても、下水管の都合上、自由に場所を選ぶことが出来ない場合がございます。玄関や、門も同様に規制があり、これは、その家の宿命的な問題かもしれませんです。

そもそも満点の家相などはあり得ないのであります。

どこかを活かすためには、どこかの部分を犠牲にする必要がございます。

さて、7月19日に引き渡しの、その母屋が、どんな姿になるのか家相的にも楽しみであります。図面だけでは見えなかった吉凶が現れるはずでありますから。