03.20
なつかしいデザインであります。
つい昨日のことのよーに思い出されるのでございます。
物事には、すべて予兆というものがあり、このパクリとベルギーのヤツに指摘された、美しいほどにおぞましいデザインこそが、その予兆でありました。
もとはといえば、石原とかが言い出したことでありました。
「東京オリンピックを」
と。
当時、東日本大震災の直後でしたか、この災害をネタにして、小狡いサル知恵を絞り、買収工作によって、トルコ、スペインを破って獲得したのであります。
が、予兆はまだまだ続いたのであります。
宮城県で聖火のナントカがあったそーでありますけれど、本日の強風で新幹線が遅れ、五輪の大臣が遅刻したとか。
これもまた予兆でありましょー。
仕上げにブルーインパルスが、上空にコロナのマークを五つも描いたのでありました。
これも予兆。
開催しても、しなくても、失敗は避けられないのであります。
私メは江戸っ子ではございませんけれど、東京を故郷に持つお方にたいし、
「よくぞ、ふるさと東京を滅茶苦茶にされて黙っていられるものだ」
と首をかしげておりました。
先日、禁煙のバーに入りましたら、
「もういいですよ」
と灰皿をカウンターにおいてくれました。
「もうスッキリですよ。もともとお酒にタバコはつきものですものね」
と自称気味に語り、つづけて「ボクは東京生まれなんですけどね」とイヤにフレンドリーでした。
「五輪じゃなくて不倫でいいのかも。フリンピック。ウケる」
あまり面白くない洒落をつづけ、「水の泡ですね」と楽しそうに、ご自分も喫煙なさるのでありました。
けっして信用してはならない者たち。信用すれば運を失ってしまう者たちの群れを、あらためて眺めているところであります。
放射能は40年間は漂い続けると、当時は報道されていたのに、いまは安全ですと、よく言えたものであります。疫病で東京などの首都圏はガラガラでありますが、福島の郡山から見れば、
「まだまだ甘い」
なのであります。
夢はついえたのであります。
飲み屋の兄さんのおっしゃるように、すべては水泡に帰したのであります。
欲に裏切られたのであります。
四柱推命でいえば、身弱多財の状態。欲に溺れるとはこのこと。
人々は、まだ、一握りの欲者の巻き添えになっていることに気づいておりませぬ。
さあさあ、今のうちに占いの勉強をしましょう。
占いの知識は、ボケない限り、失われることはございませんです。
ひとくちに占いと申しますが、じつは占いの根底には、さまざまな人間の動きが封印されている宝典なのであります。
最終的には、わざわざ占わなくても、わかってくる境地に達するのであります。
しかし、水泡のおかげで、十傳スクールにリモートを導入できたことは、大きな収穫でありました。