2020
04.26

お庭の椿が赤く咲いていましたので、摘んできたのであります。

広げた新聞紙にならべて荒乾燥をするのであります。
乾燥させ、ドライフラワーにするには、およそ一か月は要することでありましょう。

奇門遁甲、『座山造作の法』を行うための材料であります。

大まかなことは書籍に著したり、十傳スクールの講義で語ったことがございますが、具体的にはまだ。
そーいえば、過去の十傳スクールの奇門遁甲初等科で数回に分けて教授いたしました。
が、中途で止めたことでありました。

奇門遁甲において、座山造作の法は、みだりに語ってはいけません。

が、用意するものとしては、花びら、根、木の皮。これらをドライにしてガラス瓶に保管していれば憂いはありませぬ。
また鳥の羽毛なども、白、黒、赤、青の色別に揃えていれば安心というものでございます。

深いところで呪術と結びついておりまして、目的とする用途に合わせ、月盤、日盤など盤の種類によって、色や植物のどの部分を使うかを選ぶのでございます。むろん植物とは限りませぬが。

造作については、

「まあまあ」

と、このくらいにしてあとは講義をお待ち願うしかありませぬ。

こんなことに熱中できるのも、田舎の良さかもしれませぬな。

ほとんど無駄な人々とは誰とも接触せず、気が付くとモリオカに一週間も滞在しておりましたです。

良き日々でありました。