2020
05.11

昨日の十傳スクール、四柱推命接続科で、ちらっと述べたのですが、外格に従財格という特別格がございます。

命式に、日主に根がなく身弱、対して財帛だけが異常に多くて強い場合、その命式を「従財格」と呼んでおります。

従財格は、お金に恵まれるというキーワードがございますから、
「ああ、従財格だったら」
と初心者は、ご自分の命式をながめてため息をつくものでございます。

従財格は、身弱ですから、周囲に可愛がられお金が集まることは間違いありません。
ただし、それは商売をしているお方が、財の恩恵に恵まれるわけでして、財帛には男にとって「お女性」という意味がございますから、お金儲けにいそしまなかった場合は、女遊びに明け暮れることになるのでございます。

ところが、
従財格が破格した時のことを言いたいのであります。

破格すると、一気に損が出るだけでなく、いままで儲けた以上の損失を被るのであります。いわば儲けのツケが回ってくるよーに。それも瞬時にであります。

いえいえ、ここで四柱推命の解説をしようというのではございません。

いまの日本の惨状が、この従財格破格に似ていると申したいのでありました。

中国人の爆買いで眼の色を変えて、京都などでは文化財も何もあったものでなく、料理の味を味を落とし、とにかく「お金、お金」と儲けに走ったのであります。北海道も東京も同様。そして、ずいぶんとお金持ちになったはずであります。

ところが、中国肺炎で、一発で大損害。

あっというまに日本経済は大赤字。
経済界も居酒屋も泡をくった慌てぶりでございます。

まさに従財格破格の見本であります。

さらに五輪ですべてが裏目に出るわけでございまして、韓国人は手を叩いて大喜びすることでございましょう。
だけでなく中国人は隙に乗じて、一方では親切顔で毒入りマスクを売り、一方では鬼の無表情で日本の島々を乗っ取ろうと船団を進めるのであります。

さあ大変。

国内で自粛警察だとか、愚かしい感情ツイッターで騒いでいる時ではないのでございます。

ガッチリと鎖国をし防備をしなければ、この世は弱肉強食。
愛とかいたわりの心など通用しないのであります。