2020
06.15

ふたたび紫陽花の季節が巡ってきましたですね。

元旦にゴーンさんに逃げられてから、疫病が蔓延し、気づいたら、もうこの季節なのであります。
国家から10万円も頂けるとは。

横浜の客船から端を発し、いろいろな横文字も出ました。

パンデミック、クラスター、オーバーシュート、ロックダウン、ソーシャルディスタンス、東京アラート…。

何がなんだか分からなくなっています。

そして、新しい生活様式(これだけは古臭い日本語であります)

貧乏になった方々も、反対に業績を上げた方々もおられる。

東日本大地震の時は、被災地に関係する連中を低賃金で働かせ、五輪の施設づくりに役立たのでしたが。その五輪も滅亡。

いまは、次の災害は何だろーと、耳をそばだてている雰囲気であります。
大地震か、噴火か、昆虫か、はたまた戦争かと。

しかし時代は、人々の予想をはるかに裏切り、意表をついた事象によって変化いたしますです。

が、つまるところ対岸の火事であれば、世界がどーなろうと知ったことではなく、黒んぼさんが暴動を起こそうが、
「おお、面白そーだ、やれやれ!」
だの、解説者気取りで、
「裏で先導しているのはチャイナだろう、でないとコロナの責任賠償を請求されるからな」
とか、移りゆく紫陽花の花の色の変化を鑑賞している気分なのであります。

こーいうときに気をつけたいのは、
「あの時のアイディアは」
「あの時の人脈は」
と、過去の切り捨てた思考や、人間関係が、意識に浮上することであります。

これは不運時の特徴でございます。

切り捨てた過去の遺物を振り返ってはなりません。

「新しい生活様式」が、気取った横文字になるまで、まだまだ油断は出来ないのであります。