2020
08.10
08.10
バックは、
「おっ!」
目に付いたときに手に入れないと、改めて心を決めて買いに行っても、
「ない…」
途方に暮れるものでございます。
勝率は六割。
「これは良いバッグだ」
と気に入るのは、10個買って、六つほど。
でもイイのであります。
以前、台湾に原書を購入しに行った時も、五冊に四冊はスカ。
お女性と行ったりしまいますと、
「あなたもそーいう男になり下がったのか」
店のオヤジにダラーンと軽蔑の視線を送られ、とんだまがい物を買わされるのでありました。
もう台湾にはずいぶん行っておりません。
原書は日本人の研究家に買いつくされておりますですから。
四柱推命や断易、奇門遁甲などは、本場は日本に移っているのかもしれません。
以前は
「中国人を両親に持っている」
とかで偉そうな易者がおりましたけど、そのよーな時代ではございません。
20年も昔、有能な女性アシスタントがおりまして、とても助けられておりましたが、ある日、彼女から、
「オノさんは、もうメリットなし」
なんて言われて、退職していきましたけれど、今度は私メが、
「中国はメリットなし」
と冷たく突き放す番でございますです。
おっとと、バッグのお話でしたね。
こんどの、このバッグはなかなかの掘り出し物でございます。
難を言えば、日本製みたいに内装が充実していないところでしょーか。仕切りも内ポケットもなく、がらーんとしております。無造作というか殺風景。
スタイルはいいけれど、ガサツなお女性といったところでございます。
が、齢を取りますと、それはそれで味わいがございます。
からっぽのバックにカードを挟んだだけの外出。(カードの類はスイカだけですけれど)
ビーサンでイタリアンの店でラザニアでも食いに散歩しようかと思っております。