2020
08.15

やっと完成したのであります。

断易の、最終のテキスト。
「不滅の章」などと大げさなタイトルにいたしました。

本来なら、断易NEXT科の皆様に、
「あとはご自分で研究なされ」
と、認可状といっしょに手渡す免許皆伝の書に位置付けられたものであります。

この一冊によって、的を得た占断をくだすことが出来るのでございます。

断易を、五行易と呼んでいた、或る一知半解以下の師は、
「断易は吉凶がわかるだけの卑しい占い。状態など分かるわけがない」
としていましたが、

「ほほぅ、しかし、状態が分からなければ吉凶もまた分かりません」
鷲尾先生の、これが反論でありました。

そして「不滅の章」も吉凶判断よりは、お客様とその問題についての「状態」を解き明かすことに主眼を据えております。

たととえば結婚の問題について、
女性来で、世爻に旺相の子孫が付したときは、男を表す官鬼を剋すので、
「結婚はできません」
と答えることが基本とされておりますが、
「結婚することは可能です」
と基本を覆す答えが出たりいたします。
「しかし、結婚してから、あなたは亭主を小ばかにし、結婚したことを後悔することになります」
と状態を言い添えることが出来るのでございます。

右画像のよーに、子孫が官鬼に化す場合、
「ペニスの勃起力に問題がございますね」
などの、非常に興味深い色物にも言及していまして、だが、色物を避けては断易の吉凶を推しはかることはとうてい無理なのであります。

「空亡であれば、ときなは可能になり、ときにはEDで焦ることもございましょう」
となり、お女性にとっては、そんなときに別の健全な男と出会えば、
「トドメを刺してください」
となるのは当然なのでございます。

これらのことが詳細に記されている、いわば私メの集大成なのであります。

免許皆伝の書だから、あとは自分で研究されたし…なのですが、けれど、やはり解説は必要でございましょう。
自分一人では10年かかっても解き明かせない謎の部分もございますし。

いずれにせよ、この最終章に二年も費やしてしまいました。

あとは、「奇門遁甲 海底眼」の完成に向けて着手しなくてはなりません。

四柱推命の最終章である実際の鑑定のテキストも完成させなくてはいけません。

なかなか死ねません。