2020
11.08

密室科という昼間の教室を実施したことがございます。
二三年前でしたか、中国人がもたらしたコロナ禍の前の時代のころでありましたか。

その密室科の内容を精査し、実星との関連を除いた講義が、「新版奇門遁甲初等科」なのでありますが、いよいよテキスト二弾目を受講生の皆様にお配りすることにいたしました。

内容を深めるためには、やはりテキストは必要なのであります。
が、学研本も同様でありますが、真に大切なところは、講義をお出にならないと分からぬようにという配慮はしておるところであります。
とはいいながら、秘伝には違いなく、
「ははーん、こーやって遁甲を解釈するのか」
ピンとくるお方はピンとくるわけでして、一人で研究しようと思えば、できないこともございません。ただし膨大な時間を必要とすることは言うまでもございません。

この海底眼が何巻まで続くかは分かりませんが、遁甲のすべてをぶち込む所存でございます。
未公開の、造作法とか、その他の秘法と言われるヤリ方を書き残さなくてはいけないのであります。

なにしろ、時代は正論の通らぬ世の中へと渦巻いておりますです。
戦争も起こりえることでありましょう。
もはや、安泰は保証されませぬ。

科学と統計学と、占いを上手く操ることが、迫りくる地獄の時代をかいくぐる残された道なのでございます。

巻の二は、その序の口にしか過ぎませぬが、知ると知らぬとでは大きな差がございます。

奇門遁甲に限らず、占いには、モラルとか普通の常識では排除される、人間の本性が内蔵されておりますです。
仕事や恋愛や勉強などの、成功不成功のパターンがキチンと整理されておるのであります。

同業者との付き合いを、ことごとく敬遠しているのは、
「バカと喋っても時間の無駄」
だからであります。

占い師を集めて、一儲けを企んでいる団体との縁も完全に断ち切ろうかとも計画しておりますです。

しかし、時代は動くということを実感する一年間が過ぎようとしておりますですね。
麻原の呪いだと喧伝して世の中を不安に陥れなくても、老体の天皇を新しいのと変えなくても、バカな世の中はさらに間口を広げておるようでありますですね。

良い時期にモリオカの実家を立て直したとホッとしておるのであります。
オノアの箱舟とか名付けたいものと…。

無駄話はこれくらいにして、受講生の皆様へ、秘伝書を発送したいと思いますです。