2021
01.04

ギャッ!
同年輩のジジイが降りたクルマにお女性が残されておりました。

が、これがドール。リアルドールとかいうヤツなのでありましょーか。
なにも助手席に置かなくても…。
心がスケルトンではありませぬか。

恥ずかしさのあまり、
カシャッ!

じつは私メもAIが進んだならば、ジジイと同じことを考えていたのであります。
食卓などに座らせたり、寝室にも…と。

が、目が覚めましたです。
屁をたれてもイイ、やはり生きたお女性であります。
齢を取ってオッパイが垂れ下がってもイイから、生身のお女性だと。

ツンと男を小バカにした態度で澄まし顔で、昼間まででグータラと寝ていても、いやその方がイイのでありますが、やっぱり血がかよっている命のあるお女性です。

はげしく反省し、
ショッスー、ショッスー、ショッスー!
を連発して逃げるようにその場を立ち去ったのであります。

同年代のジジイは、下着とかも買い込んだりしているのでありましょう。
名前は、葉子とか久美子とか、若い当時にちまたのイイ女の名前を付けているのかもであります。
そして、
「アキちゃん、行こうぜ」
とか助手席にセットしたり。
孤独老人。

今年は考えを改めまして、お女性アサリをしなければいけないと、心に固く誓うのでありました。

恋愛はとても億劫なのですが…。
が、恋をしなければ快楽も浅いのであります。