2021
02.05

昨年完成したモリオカの実家の門扉をぶち壊したので、この雪かき車でございます。

親切心で、今冬の大雪を除雪してくれたのでありましょーが、心理学では、「誤って」というのは「心の中にその意思があったから」と解する場合があるそーであります。

一族乱心のトラブルが12月に発生したばかりで、その張本人の家の雪かき車でありますから、心理学の解釈を優先したくなるのであります。

が、なぜか怒りはほとんどなく、むしろ、
「貸しが出来た」
この思いが強いのであります。

また、門扉は、
「どこか違うな」
いずれは総とっかえの気持ちでおりましたから。

巷では、森老人の失言をめぐって、イジメに近い反発の声が、民族を挙げて高まっておるよーであります。
「そんなに暴言か?」
と擁護すると、とばっちりが来そうなので、語ることはよしますが、そんなことより、門扉の予算でございます。

「高くつくぞ」
の予感がございます。

ついでに藤棚の設置も依頼したわけでして、さーてどうなりますことやら。

五輪に備えて建てた館でありまして、昨年は五輪延期。
そして、中国人がもたらした疫病。これについては、館は役立っております。敷地のぐるりを囲ったために、外部からの侵入者はゼロ。

以前はモルモン教の伝道師たちが無断で庭に侵入したり、その時はスリッパをかざして追い払いましたが。かと思うと、新聞や牛乳配達員が敷地を斜めに出入りしたり、向かいの松井さんが窓を叩いて、朝市で買った饅頭をくれたり…まさに尖閣列島状態でございました。

藤棚の設置も、
「オノさんのところを子供会のラジオ体操に使わせてくれねべか」
の依頼に対する防御でございます。
そのうち森氏のような老いぼれが太極拳の真似事に使いたいと申し出でされそうなのであります。
多少はあきらめてくれないかと。

いまは門扉にスコップでカンヌキをかませまして、もっぱら裏玄関から出入りしている模様。
「こっちの方が便利でイイ」
と老婆。

夏までに…
と余裕を持った予定で、春から工事が再開されるのであります。