06.22
郷里のモリオカの自宅に戻るたびに、不安になるのは、
「田園まさに荒れんとす」
状態になってはいまいか…という点であります。
冬は積雪、夏は雑草。
どちらも無駄な作業を強いられるのであります。
「無駄だな」というのは、積雪ならば、雪はいつかは溶けるわけでして、雑草も秋になれば自然に枯れる。それを知っていながら、許せぬからという理由だけで取り除くからでございます。
やはり、老母が、
「暇っこ見つけで草取ってだ」
とはいうもの「許せぬ」状態になっておりましたです。
贅沢なことを申しますが、敷地が広すぎるのであります。
地方都市のことゆえ、お許しくだされ。
数年前から、五輪の避難場所として、モリオカの実家を建て直したりしてきたのでございますが、ついに今年、実施することになりそうでございます。
疫病だから五輪に反対なのではなく、政府などがやることすべてに反対なのであります。
ですから、
「ワクチン接種をしたらハ、もは、この家には住めないと思ってもらわねば」
と老母を脅したりするのでございました。
そーうして、
「中国人め、中国人め!」
と呟きながら草取り作業をすることになりそーでございます。
岩手日報という新聞を開きましたら、9月に「花火ドンパ」とか愚かしいヤツを、近くの池でやるとか。
「ぬぬーっ許せぬ。オレだけの池なのに!」
歯ぎしりすることが載っておりましたです。
今回は、庭木の移動という作業もございますです。
従弟のマー坊の除雪機によってぶっ壊された門をあらたに工事しなおすのに合わせて、門から玄関までのアプローチに不凍液を埋め込む工事を命じております。
冬場にスイッチを入れると不凍液が温まり、雪が積もらぬ仕掛けでございます。
モリオカの個人宅では
「初めてです!」
らしいのでありました。
それに伴い、庭が掘り起こされますので、大切な庭木を裏に畑に植え替える作業を、私メひとりで「やる!」ことにしております。
腰は大丈夫であろーか…。
さーて、興奮してまいりましたから、火事場のバカ力でやりぬけそーでございますです。