07.13
手前がチキンラーメン。
袋に記されている通りに、卵をエッグホールに落とし、熱湯を注いでも、
「どーもなぁ~」
気に入った仕上げにはなりません。
目玉焼きを乗せても、違うのであります。
そこで、皿に水を張り、生卵を落としまして、電子レンジで1分30秒。
この卵を掬ってチキンラーメンにセットしたのが画像でございます。
これならば、チキンラーメンが出来上がる3分内で、すべてがクリアするでございます。
国や常識などを信じていては、けっしてしやわせにはなれないことにも通じますです。
卵の取り扱いはじつに微妙。
水から茹でるのがゆで卵。
熱湯につけるのが温玉。
そして、電子レンジを利用すれば、チンタマ。
チンタマは半熟にも、ハードボイルも時間調整で実に簡単。
殻剥きの手間もいりませんから、
「弁当にもイイぞ」
なのでございます。
断易の師匠の、鷲尾先生は、
「電子レンジは癌の元」
と否定しておられ、かたくなにチンを拒んでおられました。
事務所にも、電子レンジはなく、いまどき(30数年前も、今時と思いました)電気湯沸かし器があるのみでありました。
ある時にお邪魔したとき、カップ生うどんを持参しまして、その電気湯沸かし器を用い、茶碗に生卵を落とし、熱湯を注ぎ、タンチマに近いものを、うどんに落とし入れ、ふたりで食った記憶がございます。
これは美味いと、たいそう気に入られたご様子で、
「オノさんの断易における放浪的な解釈の原因が分かったよ」
謎めいたことを仰られましたです。
その少し前、宿題に提出したレポートを、
「あまり可笑しすぎて電車で読んでいたら駅を乗り過ごしたよ」
そのレポートに、「思考の放浪性アリ」と感想が記されていたのでありました。
これは自慢ではなく、可笑しいのと面白いのとでは、その意味合いが異なるのであります。
チンタマは、なぜか完成した形が違うのが面白いです。
その日の運勢占いに用いられるかも。
タマの寄りと、その時の方をクロスして。