09.02
オフィスと気取れるほどの事務所ではないのですが、たまには気取らせてくださいまし。
「神楽坂のofficeに戻りました」と。
郵便受けは不在中のDMや広告のチラシで満杯でございました。
階段をあがり、ドアにキイを差し込むと、懐かしい開錠音がいたしました。
出た時に、急いで洗濯したタオルやらが硬く乾燥しておりました。
何人かの訪問人が来たらしく、インターフォンが点滅し、宅配員のほか見知らぬ人が録画されておりました。
部屋を明るくし、空気清浄機をオンにしましたら、部屋が機能し始めましたです。
ネット環境も異常なし。
そうこうしているうちに鑑定のお客様がいらしゃいました。
神蓍をひと振り。
「乾兌離震巽坎艮坤!」
キレイに卦が立ちました。
すると、もはや日常でございます。
ここは、いつもはドアを閉めている私室でございます。
たまに、夏の暑いときは、この部屋でリモート講義を行いますが、通常は、原稿を作成したり、資料を眺めたりするお部屋で、公開したくない秘伝書の類が収められておるのであります。
鑑定のあと、この部屋で、ちと仕事をしました。
本というモノは、持ち主の思考傾向が丸分かりいたします。
「この程度なの…」
揶揄されても、別にショックを受ける年齢ではございませんが、それでも秘密にしたいヤツがございまして、影響された著書は伏せたい気持ちが残っておりますです。
図書室から盗んだモノもございまして…。
モリオカの部屋とも茅ヶ崎の自室とも趣は異なります。
部屋によって感じ方や捉え方が若干違うのも部屋の面白いところでございます。
「気」による変化なのでしょう。
事務所では自分としては限界なまでに、かなり真面目な私メなのでございます。どんなにエロ爺だと指をさされてもです。
さーて、秋陣営でございます。
気力も充実し、しばらく休止状態だった単発のセミナーなどもやろうか!
いつまでも疫病を口実に怠けてもいられません。