09.06
十傳クラブの朝刊メールで、
「本日の開運メニューは、稲荷寿司」
と送ったのでしたが、それだけでは足りませんでした。
近くのイタリアンで、イカ墨のペンネ。
土日の講義で疲労したのであります。
自分の羽根をくちばしで抜いて織物を紡ぐに似た労力であることは、講義をした者でなければ分からないかと思いますです。
師匠も、講義は疲れるぞと漏らしたことでありました。
「終わったら三時間はぶっ倒れている」
またそして、土曜日は出血大サービスの講義でありました。
どこが出血なのかはリモートでご覧の受講生の皆様には「?」かもしれません。
が、以前に受講なさった方々なら、
「ズルいぞ、それは…!」
ブーイングなさるはずであります。
たとえば、奇門遁甲の凶格に、「星門伏吟」がございます。Bランクの凶格ございます。
天任星と生門が、同じ方位に配合されると、「伏吟」となり、生門の良さが失われますです。
生門は「生み出す」という良さがございます。
ところが伏吟となると、その良さが失われますです。
ここまではどなたにも分かることであります。
では、どー失われるのか。
単に、生み出さなくなるのではございません。そんなことを平気で言っていたらバカであります。
「生み出す」の悪さは何かが問題なのでございます。
生み出すことの悪さは「膨張」でございます。
つまり、ちょっとしたミスが、取り返しのつかない悪さに広がってしまうのであります。小さなオデキを放置していたら、大手術を要する出来物になってしまうよーなことであります。
さらに、死門の良さは何だ。杜門の良さは…。
など中等科で扱うべきことまで講義したのであります。
理由は、前回の講義でのWi-Fiがトラブルが多いため、復習したところにございます。
まぁ、そーいうわけでして、気づいたら、どっと疲労していたのであります。
イカ墨は疲労に効き目がございますです。