2021
10.25

講義の始まる前に、じつは、こんな豪華な朝食を摂っていたのであります。

赤いダイヤ。
今年は異常なまでのサケ漁の不作と聞き及んでおりますから、諦めておりました。
が、幸運にも手に入ったのであります。

「傷む前に…!」
を理由に、きざみ海苔とワサビを底に敷きまして、
あっという間にペロリ。
30秒にも満たない至福の時間だったかもしれません。

鮭やホッケの皮も大好物で、ホッケなどは身の部分を急いで食べ、皮を丁寧にあぶりまして、それをハサミでサイコロに切り分け、ちょぴちょびとお酒で喉を潤しつつ味わうのであります。

が、
「それは絶対にやめてください」
と痛風のかかりつけ医師に止められておりますので、グッと我慢している次第。
じつは、イクラのもっと大好きな食い方があるのであります。

鍋焼きうどんにいれて、白っぽくなるまで煮る。
コレなのであります。

土鍋がないので、金属の鍋で調理いたしました。
卵の横に、赤いダイヤを。

すこし固まったイクラを一粒ずつ前歯でつぶしていく楽しみは、もはや極楽。

講義の疲れも薄れていくのでございます。
スクールの翌日は、よほどのことがない限り仕事はオフ。
電話もバッグの底深くしまっておくのが習わしなのであります。

ああ、秋も深くなりましたですね。