2021
11.06

モリオカから持参した、アミダケを頂くのでありました。
今年は、初茸、ボリメキ、アミダケとマイナーですが、それぞれに美味なキノコを食べることができました。キノコは秋の短い期間に、目まぐるしく種類が変わりますです。

メジャーな、シメジやマイタケ、ナメコは年中、市場に出回りますが、マイナーなキノコこそ、美味いのでございます。

ところが、キノコは注意しないと、毒に当たることがございます。
シメジのなかでも、一本シメジは見分けが難しいのでありまして、この一本シメジのために、オノ家全員が寝込んでしまったという歴史がございます。

正しくは一人、祖母だけがピンピンと元気でありました。
私メが18歳の思い出の一コマでございます。
嘔吐と下痢とで一週間ほど起き上がれず、ためにお女性との恋が立ち消えの結末とあいなったのでございました。
二年前まで、そのお女性は、飲み屋のママをしていて、たまに飲みに行くと、その話題になることも。
「運命だったのね」

いまでこそ、キノコは好物ですが、シメジに当たって五年ほどは、キノコと聞くだけで軽い吐き気を覚えたものです。

考えますと、キノコだけでなく、大地から生えている植物などは、激しい猛毒を持つものが多いよーであります。
大麻とかだけでなく、タンポポにも毒性があると聞いていますし、実家の庭の草を引っこ抜いた母親が腰を抜かしたこともございます。
驚いて駆け寄ると、抜いたあたり一面、クラクラする臭いに満ちておりました。

キノコが植物なのかどうかは分かりません。人間が勝手に屁理屈をつけて分類しているよーですが、大地には謎が多いのであります。

海の生物にも毒が多いように思えますです。
貝類や魚類にも猛毒を持つものがおりますです。

比べると地上の動物で毒をもつものは、蛇とかサソリとか蜘蛛とかでしょーか。蚊もそーかもしれません。

哺乳類は、毒を持たなくても牙とか爪などが、毒の代わりをしてくれるのかもですね。

しかし、最大の猛毒を持つ生き物がおります。
人間というヤツございます。
これほど毒に満ちた生き物は類を見ません。
中国人がもたらした新型コロナでも、死者は500万人程度。日本においてはわずかに1万8千人であります。
まだまだ蔓延って害毒をまき散らすのでありましょーか。

運命学とか占いとかのたまっておりますけれど、じつは、私メは人間の毒を研究しているよーなものなのであります。

アミダケで、今年のキノコは食いおさめ。
さーて、毒の研究をすすめることにいたします。