2021
12.28

ソレに気づいたのは、講義開始から1時間ほど経過してからでございました。
この日の講義は、新版奇門遁甲初等科。
なかでもとりわけ大切なところなのでありました。

「しまった!」
録画のスイッチを押していなかったのであります。

今年から、講義に事情がある方に録画をお送りするサービスをいたしておりますです。
原則は、リアルタイムでの受講であります。
が、サービスではあっても、録画提供を続けておりますと、それが義務のよーになっていくのは仕方のないことかもしれません。

録画をしていなかった部分は、諦めていただくより他はありませんが、しかし、不幸中の幸いではございますが、途中から録画した部分をご覧いただければ、空白の部分は分かるはずでございますです。

正直な話、このサービスを、
「無料にしておいて良かった…」
胸を撫でおろしているのであります。でないと撮り直しの重労働が待っているのでありました。

この度の講義は、吉方位を使ったのに、最悪の事態になるケースなのであります。
その原因は何か。
また出張などで大凶の方位を使用したとき、それをチャラにしたり、小凶で抑える方法。
これらは録画に残っておりますです。

童話の、眠れる森の美女で、オーロラ姫が誕生したとき、魔女が、「この子が17になる時、糸車の針に指を刺して死ぬだろう」と呪いをかけた際に、3人の妖精が「いいえ、姫は死にはしません。百年の眠りにつくだけです」と呪いを軽くした、それに似ているのでございますです。

奇門遁甲初等科…いや、奥伝科が存在したとしても、けっして講義することはない領域であります。
けれど、この講義をしなければ、今後の造作などの講義は不可能になるのであります。

思えば、録画を提供している私メがどーかしているのかもしれませんですね。

でも、まぁ、初等科ですから、まだ。
中等科以上はどーするか。思案中でございます。