2022
06.18

定められた時間のなかで私たちは生きているのであります。
ただ、その持ち時間は個々で異なり、
「いったい、あとどれくらいの時間が残されているのか」
を知ることは難しいのであります。

占いでの死期は、だいたい三回あり、第二死期で寿命が尽きると言われてきましたが、現在では医学等の発達から第三死期と見てよろしいかと思います。

ただ、その死期の算定は、あくまでも自分自身のなかでの死期であって、他からの危害(貰い事故や殺されるなど)によって命を落とすことは、計算では出てまいりません。

いずれにせよ、生まれてから死ぬということは、「時間」によって支配されていることは言うまでもございません。

私メはけっこう時間を大切にするタイプなのかもしれません。
睡眠時間は3時間から4時間。
老母の影響もございます。
「あんや、いつまで寝でるえん。寝るのは死ぬ時でイイんでねのっか。せっかく生まれてきたえんちぇ。時間を大切にしねばわがねんだよ」
と、まぁ、こういう教育でした。
それでも若い頃は、午後まで惰眠をむさぼっていたものですが。

それが、占いを学び出してから、時間に対しての考え方がシビアになっております。
待ち合わせでも時間を厳守いたします。また、相手が約束時間に10分待ってもやって来ない場合は、さっさと帰るよーにしております。
たとえ、仕事上の打ち合わせでもであります。ふたたび予定を組みなおせばイイのであります。でも、そのためにビジネスチャンスをフイにしたことは数々ございますが、後悔はしておりません。
気分を害したとかとは別で、そのよーに自分をカスタマイズしているのであります。
十傳スクールの講義も、時間キッチリにスタートし、一度として遅れたことはございませんです。

なにしろ時間は命そのものでございますから。
たとえ、どんなに気に入っているお女性との待ち合わせでも、時間に遅れるということは、私メの命より、別のモノやコトが大事だという証でございますから、10分以上待つことはいたしません。怒っているのではなく。

じつは、この時間は、占いのキモでもございます。
四柱推命は「時」そのものからの分析ですし、断易も「その時」の偶然から出た卦での判断。奇門遁甲は、方位に「時」を絡ませて検討するものでございます。他の占いも「時」を無視することは出来ませんです。

足の先から頭のてっぺんまで、いつのまにやら占いで染まっていることを、つくづく実感いたしますです。