2022
07.02

夏空が展開しておりますです。
その空から爆弾もきこえませんし、爆撃機の姿もみえません。

すこし鰻の値段は上がっおり、カップ麺値段、ガソリンの価格も高くなりました。
かつてタバコが2倍の値段にあげられたころと比べれば、
「たいした騒ぎでもない」
なのであります。

不思議に思うのは、ウクライナにも犯罪者がいたはずで、刑務所だってあるでしょー。
それらの反社会的な人たちはどーなったのか。

また難民として各国に散らばった人たちは、すべて守るべき善良な人たちなのかということであります。いや、守ってもイイのですが、油断しては裏切られた時のショックが怒りとして沸騰するのは時間の問題かなとも。

私メのような排他的人間からみれば、
「かなり甘いのでは」
と思え、障害者だって酷いのもいれば、そーでない人もいるのであります。

「戦争論」という薄い文庫本がございます。
著者はクラウゼヴィツ。
戦争理論のいろいろが書かれている本でありまして、ロシアの仕掛けた戦争も「なーるほど」と頷ける部分とリンクもいたします。
が、近代戦において、その「戦争論」が役立つかどうかは疑問であります。

大事なのは、技術的なものではなく、「戦争論」を一貫しているのは、「神の存在がない」という点でございます。

多くの難解な書物で、さいごには「神の存在」で誤魔化していることが大部分でありますが、「戦争論」は神などは完全に無視して書かれているところが凄いのであります。

奇門遁甲という兵法もまた、
「神の存在がない」
のであります。徹底した勝利のための覇道精神でつらぬかれておるのであります。
奇門遁甲によって運勢を変えるために四柱推命と合わせて用いることが秘伝とされています。
が、その四柱推命の底には儒教が存在しております。神様とは直接には触れませんが、儒教という教えが四柱推命の底を流れているのであります。

この2つの使い分け。
戦争の行方を、いまの日本的な甘すぎる常識を捨てて、冷静に見ていくことは、おそらく覇道と儒教の面から、学ぶところが多いように思えるのでございます。