2022
08.15

先日、UPしましたニンジンスープには、ニンジンだけでなくジャガイモも一個、忍ばせてお味のまろやかさを引き立てたつもりでおります。

それと、玉ねぎを20分の1ほど。

茹で上がってから、ブレンダーで潰し、ペースト状にして、牛乳を注ぎ、味付けはコンソメを2つ。
あとは、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やすだけ。
ポイントは、味付けは薄めに。
冷やすと、どーしても味が濃く感じられるからであります。

と、まぁ、レシピを知りたがっている方々からメールがございましたので。

さて、今回、述べたいのは、ジャガイモの皮であります。

事務所周辺のゴミの回収は、火曜日だったか、であります。
料理を金曜日や、土曜日いたしますと、生ごみの臭いが気になるのであります。
冬場なら気になりませんが、この夏の暑さでは、生ごみの腐った臭気は、苦手なお女性と隣り合わせるよーなもので、気が滅入りますです。

どーしても、という場合には、冷凍庫で凍らせる方法がございますが、それは最終の手段。

そこで、ジャガイモの皮を、オリーブオイルで炒めることにいたしました。
塩と胡椒をわずかに入れて。

すると、これが、「イケる!」のでございます。

ジャガイモの皮だけのアヒージョでございます。
ウィスキーが欲しくなるのでありました。

いままで、どれだけの命を無駄にしてきたことか。
腐るということは、「まだ使えるのに…」という無念の叫びだったかもしれません。
食料危機の手前にさしかかっている今、捨てない工夫が大切かも知れません。

大根の皮は、意外にけっこうな出汁の元になるし、また刻んで漬物にしてもグッドであります。
魚のアタマはフライにしてもイケますし、キャベツの芯も煮てから炒めて味付けをすると案外、美味しいものでございます。

そして、ゴミの袋は、大量の発泡スチロールのトレイだけになるのでございました…。