2022
09.25

「汚されてはおるまいな」
昨夜、私メだけの池に侵攻して、花火まで打ち上げ領有権をかってに主張してきた奴らに汚染されていないかを確かめに足を運んだのであります。

すると、アメリカ人と思しきデブがジョキングスタイルで、「グッドモーニング」と怪しげな声をかけてきたので、
「喧しい!」と一喝。
他人に挨拶されるのが嫌いなのであります。
他人ならば睨みあうのが普通。
やましいことをしているから挨拶をするのであります。

「いつか原爆を投下してやるからな」
この言葉がどこまで通じたか分かりませんが、デブは脂肪を揺らしながら去っていきましたです。

それ以外は、無人の池でありました。
「ああ、死んでみたい」
こんな日、ここでクタばったらどんなにか素敵でしょう。

明日とかではなく、いま死にたいのであります。

今年になってから、人の命はそれほど重いものではないと、露西亜の仕掛けた戦争で見えてきました。
サスペンスドラマで、「人一人の命がかかっているんだ」と内藤剛志が言っても、もはやジョークとしか通じません。
戦争の悲惨さを語り継ぐ平和団体の婆あに言ってあげたいです。
「お節介はいいから、黙って寝てろ」と。

ああ、人間になってしまったお女性を見たくございません。
湖畔で、ひとりだけとすれ違いました。
幼馴染のオババでした。毛染めをして皺で覆いつくされたそのお顔に、幼き日の面影が沈んでおりました。
10代の頃はドリコーで鳴らしたお女性です。
しかし、いまはもう人間でした。

大切な命など、湖面に移った幻影と同じで、じつはないのだと悟りましたです。

さあ死のう、みんなも死のう!
50歳を過ぎたら積極的に死んでしましいましょー。