2023
03.12

雑誌の見本誌が届きまして、パラパラと頁をめくっていましたところ、
「ありゃ!」
の記事にぶつかりましたです。

けっこう以前に、「宝くじ当選法」なる特集を依頼されました。
そこで、宝くじ券入れの封筒の付録付きで原稿を作成いたしました。
その封筒が人気だったらしいことは教えられましたが、それきり紙面も見ずに打ち捨てておりました。
だいたいにして900円そこそこの雑誌で、宝くじを当てようなどと本気で思う人が、
「いるわけがない」
と放っておいたのでございます。

ところが、100万円の当選と記されているではないか。
「いやいや」
ギャンブル雑誌に25年以上付き合っていた私メは、当選と聞いてもにわかに信じることはできません。
まず、その当選券を見せてもらわねばと。
ギャンブラーには、
当選金を実際の10倍にも膨らまして吹聴するお方。
当選まで一番違いだと嘘を言うお方。
もうみえみえでウンザリなのでございます。

…しかし、このお方は、きっと当たったのでございましょう。
おめでとーございますです。

易者の多くは、宝くじなどのギャンブル特集を容易に引き受けません。
ハズれるのが怖いからであります。確率からいってハズれるのが当然。
しかし、これら尻ごみする易者を心底軽蔑しております。
中国人よりも軽蔑して相手にしませんです。
易者にまで転落して、いまさらプライドもなかろーが。

悔しかったら当ててみろ!
これは師匠の鷲尾先生のお言葉でございました。