2023
03.27
03.27
先月、通行止めのゲートを開いてもらい秘湯を楽しんだことはUPしております。
「さて、どーなっているか」
とクルマを走らせましたところ、雪かさは少なくなっているものの、依然としてゲートは閉ざされたままでありました。
誰にも知られたくない、来てほしくないという経営方針なので、地域の観光パンフにもまったく記されていないのであります。
夏に行ったとき、
「いぜんマスコミに公開したら、バカ芸人がきやがってよぅ」
ふざけられて散々な目にあったと、その時の画像がアルバムに収められていて
「なるほど、これはひどい」
の有様でありました。
ゲートのまえでたたずんでいますと、寂寥感に襲われるのであります。
となりの老母はポカン。
「姥捨て山っかぁ?」
「んだ」
仕方なく蕎麦屋がありましたので、昨日にひきつづき、またしても蕎麦。
蕎麦屋と言っても、掘っ立て小屋同然なのであります。
そして、窓外は、いつしか吹雪に。
メニューと言われても、蕎麦しかないのであります。
ところがです。
仰天するほどの美味さ。
これぞ「おそば!」なのでありました。
ぜったいに、教えられない、ここも。
固く決意するのでございました。