2024
05.31
クルマのナンバーを、どの数字にするか、という依頼も意外に多いのであります。
数字占いは、いろいろと種類がございます。
断易でも四柱推命でも、数理という分野がありますし、私メがギャンブル誌で主に用いているカバラ数秘術も西洋占術の数字占いであります。
この世は数字が支配しているわけでして、寿命も数字、金運も数字などなど占いと数字を切り離すことは出来ませんです。
さて、クルマのナンバー。
湘南では、サーファーたちに重宝される「良い波」からの1173が人気が高いよーであります。最近は、ちとオショシイのですが。
オショシイのに、1とかもギャッとなります。
また高級外車での7777もダサいわけであります。
7777はむしろ、当たる=ぶつかる、に通じるのであります。
では、
4771。「死なない」ではどうかというと、
「身内で交通事故で亡くなったお方がいたのかなぁ」
と壮絶さを感じられるのでございます。
ナンバーを決めるのは、オーナーの趣味もございますから、とても難解な分野になるのであります。
好きなナンバーをいくつかと、嫌いなナンバーを教えてみらえれば、それはとても嬉しいのではありますが。
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2024
05.30
モリオカから戻った直後に電話があり、
「仲間との連絡が付かないが…」
いったん電話を切り、占うには疲労困憊でしたが、どーにか気力を集め、棲む処無くして将に住む処を生ずべし乾兌離巽艮魂!神蓍を振りまして出た卦が、画像のモノであります。
やや! これは…。
「すでに死んでいる」
ひとめで判断いたしました。
急いで電話をかけなおしましたが、不通。
しばらくして電話があり、
「死んでました。自宅のトイレで。もう固くなってしました」
やはり。
いま救急車を呼んでいるところとか。
おそらく、仲間は、この日の2時には死に、あるいは3時にはこと切れていたのだろー。
用神は5爻に伏している申の兄弟。伏して凶を避けようとはしているが、力無し。飛神に出て、日月の官鬼にやられてしまうだけであります。
飛神の子は月日の絶ですから用神の申は素っ裸同然。
元神の初爻の未父母は空亡。4爻の戌はまったくの無力。(日月から火生土などと判断しないこと。五行易の理論家佐藤六龍断易になって無能と呼ばれてしまいますぞ)
深夜の2時というのは言うのは丑刻。これで完全に子は剥がれ、寅刻というのは用神が沖されるのであります。
螣蛇が付しているので魂はまだそこいらを浮遊しているのかもであります。
このよーに断易はズバリと真実を見せてくれるのであります。
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2024
05.29
東京行きの新幹線が発車するまで10分ほど時間があったので、売店で地方紙をバラバラとめくっておりました。
「あっ」
サイトーではないか。
10年ほど前に亡くなった最後の友人、サイトーがそこに載っていたのであります。
画像が、ソレであります。
読むと、彼らはサイトーの息子たちであるらしいのでありました。
向って右のヘアスタイルと、左の目鼻、口を合体させると、それはまさしくサイトーなのであります。
中学からの友人で、彼の家は、モリオカの中心地にある老舗の金物屋でございます。
つるんで遊んでいましたが、私メの父は、「お前とは立場が違うのだぞ」と小言を言われておりました。つまり、サイトーは金物屋を継ぐ立場であるのに対し、私メは自分で立ち上がらなければならぬ身。いっしょになって遊び惚けてイイのかという意味なのであります。
バカなオヤジだと反感しながら、学校をサボって釣りをしたり、スキーに行ったりしておりました。
が、老舗とはもうせ、金物屋で食っていける時代ではございません。郊外に出来たホームセンターに食われるようになったのであります。彼が社長になって20年後に倒産。
サイトーに、「おめぇはイイよな。ペラペラっと原稿を書けば100万円は入ってくるんだべ」と、よく茶化されましたです。そんなことはないと反論しても「まずまず」といなされるだけでありました。
サイトーはすい臓癌に倒れ、延命を拒み、自分の生命保険で、店の再建を頼んで死んだのでした。
そして息子たちが力を合わせ店を再建。
が、それもつかの間……。
まぁ、それでも何とかやっているよーであります。
私メもペラペラと原稿を書いてしましたが、出版不況で、本を出しても印税が5%を切る時代になっております。
出版部数も以前は3万部だったのが、その10分の1。
実入りは50万円に満たないのであります。
東京へ向かう新幹線の中で、サイト―を思い出しながら、
「もうすこし頑張ってみるがらな」
と呟くのでありました。