2025
03.31

中学の頃の同学年に、告げ口クンがおりまして、たいそう迷惑を被ったものであります。
私メだけではなく、数々の男子も女子も。

卒業しても顔を合わせる機会がおおく、
「〇〇クンは親から受け継いだ事業に失敗したから、付き合わない方がイイ」とか、「〇〇さんはお金持ちの奥さんだから、嫌われない方がイイ」などなど。
また、聞きもしないのに「ボクは不倫をして、人間としてひとまわり成長したんだよ」とか。
挙句の果てには、「ボクも本を出したいから、講談社でも小学館でもいいから、そーだなマガジンハウスがいいかな、紹介してよ」とせっつく始末でした。

なかなか切れない縁でありました。

で、昨年、私メはある会合に「出禁」とされましたです。
会合に出席した少し前、彼を見かけたことを思い出したのでありました。
とあるスーパーで、古新聞紙を丸めたような古女房とおぼしき老婆といるところを見かけたのでした。
私メはあるお女性をともなっていたし、挨拶も億劫だったのでそのままに捨て置きました。
しかし、しっかりと目撃されていたのでありました。

「オノ君が、若い美人の愛人と親しく買い物をしてらっけ」と告げ口されていたのでした。
これを教えてくれたのは別の男であります。

「出禁!」
と私メを指さしたのは会合に出席していたある老女でして、「よほどショックみたいだね?」とからかったら、老女は真剣に怒り出したのでございます。顎に入れたヒエルロン酸液が漏れるほど顔を醜くゆがめて私メを「帰れ、出て行け!」と指さしておりました。笑って対応しましたが、この老女は私メの初恋の相手だったのであります。
その片思いをいまでもされていると思い込んでの優位な立場であったのが、私メが若いお女性とおデートしていたとの告げ口を真に受け、ボケ直前の老醜を見せたのでございましょー。
そろそろ卒業したいなので「出禁」はやや望むところ感がありましたが、命じられるのは好みません。それ以上に、告げ口されたことは許し難いのでありました。歯ぐきが痩せて歯根が汚く見えているとはいえ、淡き初恋の想い出に泥を塗られたのですから。

一瞬間、目の底がグラグラするほどの煮えたぎる怒りの殺意が迸りました。ガシヤマ!と。

で、墓参りのついでに、男の祖先の眠る場所に足をのばしたところが、画像の惨状でありました。

2025
03.30

バッケ味噌をこしらえたのでありました。
これだけは市販のヤツはダメなのであります。

積み立てのバッケの香りを活かすことが大事。
味噌は、先日、農家の方からいただいた味噌を使用して、そこに一抹の不安がございましたが、なんのなんの、甘渋くて、白米によーく合うのであります。

この白米も先日いただいたもの。
なんと、しやわせ者でございましょーか。

モリオカに滞在している間、出費がクグッと抑えられまして、まだ一万円を使っておりません。四日目ですが。これが東京だと気を失いそーになるほど万札が消えていくのです。

そんなことより、ですね。
4月のボイドタイムでありましたね。

2025年03/30(日)18h20m in牡羊 ~  /31(月)05h18m
2025年04/02(水)02h44m in牡牛 ~         05h27m
2025年04/04(金)03h28m in双子 ~         07h51m
2025年04/06(日)07h56m in蟹  ~         13h35m
2025年04/08(火)13h10m in獅子 ~         22h41m
2025年04/11(金)04h50m in乙女 ~         10h12m
2025年04/13(日)19h01m in天秤 ~         22h54m
2025年04/16(水)11h25m in蠍  ~         11h38m
2025年04/18(金)20h39m in射手 ~         23h13m
2025年04/21(月)02h21m in山羊 ~         08h23m
2025年04/23(水)06h57m in水瓶 ~         14h08m
2025年04/25(金)11h59m in魚  ~         16h26m
2025年04/27(日)01h21m in牡羊 ~         16h19m
2025年04/29(火)14h20m in牡牛 ~         15h36m
2025年05/01(木)12h51m in双子 ~         16h24m
2025年05/03(土)17h05m in蟹  ~         20h30m
2025年05/05(月)22h06m in獅子 ~  /06(火)04h41m

てな具合であります。

2025
03.29

モリオカに戻ったときに、必ず行く店が二つあります。
ここが、その一つです。

まだお昼ではありませんでしたが、なにしろ土曜日でしたから、昼時ともなると並んだりします。それがイヤなので、たいした空腹でもなくても、入店したのでありました。

「これでよし」
蕎麦湯を湯呑茶碗に些細でズルリ。

そして、その足で土日ジャンボというバラック建ての安物市に出向いたのでありました。

塩抜き処理のされたボリメキのキノコを買い求め、あとは古本コーナー。
一冊55円。
忘れ去られた名作のミステリを見つけたりしますから、ここも土日ジャンボに立ち寄った時には、かならずチェックするのであります。

そして、名作の短編集を見つけましたので、今夜は隠し部屋にこもり、熟読することにいたしますです。