2026
07.14
07.14
老僕となり果てまして、恋などという文字とはすっかりご無沙汰でございます。
デートとか、そーいうものも億劫になってしまってしまいましたです。
花が咲いて結実するよーに、恋愛の本質は子孫保持のために必要なものでありましょー。
性的に老いてしまうと、ベーゼのよーな行為が、汚らしく思えてきます。
抱き合ってベーゼを繰り返すことなどは細菌が移ってしまう行為に見えてきます。
歯に挟まった食べかすが入り込んでくることも想像いたします。
が、恋から離れると、恋の正体がリアルに見えてくることがあり、それは占いの相談時に、とても役立つのてあります。
ジムに行きますと、しなびた婆さんばかりであります。
この婆さんも以前は、恋に泣いたりしたのだろうと、じつに面白いのであります。
なかには、またままだ半腐り状態で昔の名残をとどめているお婆さんもございまして、そのお方と目が合ったりいたしますと、瞼をバタつかせシナを作ったりするのであります。
はんたいに若い頃に付き合ったお女性たちは、どーなったのか。
最近はとても気になったりするのであります。
生きていれば孫がいる年齢であります。
定期的に中学の同級生の女子たちに呼ばれているので、すこしはショックの免疫がついておりますけれど、あのピチピチしたお肌はむろん衰えたはずでございます。それを考えることはひどく懐かしく、またホラーでもあり、悲しくもございます。
そして私メは鏡をながめ、ああ、シミが増えたな、と、ため息するのでありました。
恋は皮膚なのかも知れませんね。