2019
09.26

たまには断易の宿題をお出ししても面白いかもとおもいまして、画像の卦を出してみました。

あるお女性が、資格試験を受けるために学校に通っております。

それで、進級試験のようなものがあり、パスするかどーか。

私メは勝手に、
「いまごろは試験の最中かな?」
と気になり、勝手に卦を立てましたから、用神は、初爻の応爻であります。

雷天大壮という六冲卦。
六冲卦の意味は、「バラバラになる」みたいな、試験ではヤバイやつであることは、断易を多少ご存知の方は分かるはずであります。

しかも用神の応爻は、妻財。
試験の用神は父母でありますから、父母の忌神を彼女は背負っておるわけであります。
その応爻が丑を化出。
おっ、冲中合ではないか。
なんて言うこともあり得るわけであります。
冲中合とは、「バラバラなことがまとまる」という意味。

応爻の子は旺相。力がございます。日晨を持つ丑を化出した場合、これを合と取るか、回頭剋と取るか、判断が別れるところかもです。

世爻の父母は試験であり、そこの学校。
応爻から冲剋されております。日月の助けはございません。
元神である寅官も弱体化しております。

さーて、
①彼女はバスするか
②パスしないか
その根拠は?

★本当の冲中合とは何か、そして我去尋物がヒントでありますです。

十傳スクールでは初等科の過程を終えたぐらいであれば分かるはずでございます(根拠も)ですよ。断易を生き物として見られているかどーかが、ここで試されますです。

  1. 当たるも八卦、当たらぬも八卦というのは、
    勉強してない生齧りの易者さんに観てもらってる人が
    いかに多いかということになりますね。
    易経、奇門遁甲、姓名判断、家相、地相
    みんなみんな生き物という事ですね。

    ●十傳より→回答編をお待ちくださいまし。断易で言う「断易は生きもの」という意味がすこしは分かるかと思いますです。

  2. その試験は及第点以上での競合でしょうか?及第点以上は無条件で合格ってやつでしょうか?

    第三次迷いの森を徘徊中の、私メ。深読みし過ぎのクセが囀ります…

    ●十傳より→素直に読んでくださいまし。合格させるための試験であります。

    • 先生の一言、合格させるため…と聞くと、どうも悪しき思考が…しかしながら、この卦は世の中の真髄に迫る、とは大袈裟でしょうか?生意気ながら、カラクリめいたものがチラホラと。お女性の感情めいたものも見え隠れ。←こーいうのが迷いの森の原因だと思います。
      だいぶ私の見解はひん曲がってると思います。
      あっさりならば、多分、こういうことなのだろうなーっとは思います、そこで終わらないのが十傳スクールの面白い所。
      楽しみに回答編待っております。

      ●十傳より→断易は吉凶だけにとどまらず、状況判断ということも可能であります。いや、状況が分からなければ吉凶は出てまいりませぬ。

  3. 十傳先生
    こんにちは!

    宿題のお女性の試験は「パスしない」と解釈致しました。
    応爻の子は動爻で日と合して合住となり停滞。
    なので化爻と合して冲中逢合ととるより、回頭剋と取りました。
    あとは
    先生が出してくれたヒント「我去尋物」で解釈しました。

    応爻の六獣は青龍で勉強不足か常識的知識が欠けていたとか?

    いかがでしょうかm(__)m

    ●十傳より→いいセンスでありますね。ただ応爻は旺相しているのでエレガントなお女性と取りたいであります。勉強不足と常識的知識の欠如は、上爻の空亡だからと取った方が自然かもであります。また合住だとすれば父母の忌神である妻財が効かなくなることにもなりますですが…。

  4. お金を払って再試験で合格でしょうか。

    ●十傳より→兄弟に化すところに着目したのはスゴイですね。