2021
04.06

歌をうたっているのではございません。歌っているとすれば「人生の敗残歌」。
どこかの山に登った時のものであります。
山頂はいちめん霧。
まさに人生を象徴しております。

占いを学びだしたあたりの画像でございます。
20代後半でありましょーか。

総財産が3万円以下の時代でございます。
「お金がない」
と言いましたら、仲間も、
「オレもない」
でも、「銀行にいけば50万円くらいはある」といわれて、絶望感というか孤独感を覚えたものでありました。

死んだ祖母が心配して、
「モリオガさ仕事ばみつけで戻ってこい」
などと、二万円を同封した手紙に書かれておりました。

時の経つのは早い。
あっという間にジジイであります。

そして、
「占いに助けられたなぁ」
のひと言でございますです。

占いを始めたら、価値観がガラリと変わり、人を見る目も変わりました。
離れていく人ばかりで、気がつくとひとり。

それで正解だったかもしれません。

一つの事に全精力を費やすことで、いま、同い齢の人々が、
「年金暮らしだよ」
のボヤキ状態とならずに済んでいるのでありますから。

ITで大成功を収めている奴らもおりますが、そーすると自分でぶったてた企業という重みに苦しんでいるご様子。

その点、
「自由だ~」
でございます。
威張ることもなければ、ビビることもございません。好きな服を着て、好きな時に出勤し、好きなことを言いたい放題。

しかし、あの頃は、未来というおびただしい時間に苦しんでいたのでございました。
どんどん追い越されていく負け犬感しかなかったようであります。

ひとすじの光明がみえるまで、10年以上の時を待たねばならなかった頃でございました。

12 comments

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  1. 又一人、伏吟天羅を施した者が、会社を去っていきます。凶方位を使って二人目です。「効果あり」ですが、特別に達成感はありません、その後彼らは開運するのか気になり研究対象としてみている感覚です。又自身も副作用か体調に大きなダメージがあり、それも研究対象。やはり吉格より凶格の方が実感しやすいのでしょうか?

    ●十傳より→凶方位の効果は、ズバリと来ます。

    • まさに、ズバリと。
      仕事で、基礎運崩壊の遠方に行かざるをえませんでしたが、
      大変なことに、、、
      基礎運って、大事なんですね。
      でも、これがそーなのか、と、冷静になって自覚できるので、
      事は、割とすぐ、おさまりました。

      ●十傳より→良かったでありましたね。

  2. 親に「お前の世代は年金も貰えるかどうか分からないんだから」と言われ、なんて身勝手な奴なんだと思ったことがあります。
    親より先に死にたいです。

    ●十傳より→なかなか親は死なないものでありますからね。

  3. だ、誰?!混乱と生理的嫌悪感に包まれて画面を閉じてしまいました。よく似た別人ではないのですか?

      ●十傳より→あの頃、心の中がどのよーだったかは完全に忘れてしまいましたです。

  4. 病気になる一歩手前のような雰囲気ですね。
    こんなオノ先生のお写真初めて拝見しました。

      ●十傳より→オショシい一枚なのであります。

  5. 抱いていた夢や希望が一つ一つ剥がれ落ちてしまう
    余裕の無い苦しい時代の先生だったのですね
    所持金3万の時代を経て
    人に裏切られ地獄のような日々を送ったこともある先生
    「悪を知らねば 人に優しくできない」
    ブログのコメントの中で、先生はそのような言葉を発したことがありましたね
    苦労を重ねてきた方の とても良いお言葉だと思いました
    自ら辛い経験をすれば、苦しんでいる人の痛みを理解することができます
    以前、飼い猫を病気で亡くしばっかりの時、スーパ-で女の同級生に会いました
    私は話の中で「昨日、飼い猫が死んでしまったの、ずっと通院していたんだけど」
    そう言った後の同級生の言葉に愕然としました
    「そう … また何処からか貰ってくれば、結構捨て猫なんかもいるし」

    ●十傳より→人それぞれでございましょう。

  6. 本当に本当に先生ですか?
    お写真の男性は、ただただ若いだけで不細工に見えます。
    今の先生はお年を召したかもですが、とても魅力的です。
    何なんでしょう、この違い!
    本当に先生なんでしょうか?

      ●十傳より→いまはただ老いただけかもです。

  7. PCとか詳しくて自作できる人にみえました。
    メガネ…でしょーか…

      ●十傳より→メガネであります。

  8. 先生のこのお写真は、1970年終わりから1980年初めの、とんでもなく優秀過ぎて感性を持て余して自分がやるせない大学生そのものですね!
    色々とヤバいことを言われても、根っから真面目で飛んでいらっしゃる先生が伺えます!

      ●十傳より→そして易者になり果てましたです。人生は面白い。

    • 先生は、大学は文系でいらっしゃいましたか?
      このお写真は理系の雰囲気でいらっしゃいますが、
      先生の文章は端々に文学部の香りがします。

        ●十傳より→アルバイトばかりで、なにを学んだかとんと記憶にありませぬ。

  9. でも夏目雅子もこんな感じでしたよ。

      ●十傳より→でも…とは。

  10. 先生!このようなお写真を公開されるって本当に人間味のあるお方でございます。
    一瞬「この人誰?」って思いました。
    成功されている方は人相も変わっていくのでございますね…

      ●十傳より→成功などしておりませんぜ。下の下の易者なんですから。