2021
07.16

四柱推命の考え方として、原命式をクルマに置き換え、それぞれの用途に合わせた生き方が出来れば、運命を最大に乗りこなすことができると、先日のブログに載せました。

では、大運をどう捉えたらイイのか。
大運とは、原命式の月の干支から導き出す、10年ごとの干支、つまり運を申しますです。
大運が良くても、その良さを大運によって壊されることがございます。
また、反対に、原命式が悪くても、大運によって救われることもあるのであります。

大運は「季節」と「チャンスorピンチ」で構成されております。
それを本人の選択という意志でございます。

ポルシェを例にいたしましょう。

スポーツカーですから、高速道路で、その機能を遺憾なく発揮するクルマであります。
あとは目的地に安全に早く着くことが出来れば、ポルシェとすれば幸運であります。

春にインターチェンジがあれば、これはチャンスであります。
これはためらわず、高速道路に乗らなければなりません。せっかくのチャンスなのですから。
ここで、
「ちょっと先のガソリンスタンドで給油してから」
などとケチ臭くなれば、次に高速に乗れるチャンスはあるかどーかは分かりません。

大運が移り今度は、「夏のライバル車出現」の運気としましょう。
後方からフェラーリが仕掛けてきます。
負けじと競い合うかどうか。
速度を上げますから目的地に早く到着するかもしれないし、事故に遭うかも分かりません。速度オーバーで違反切符というハメも考えられます。

「秋の渋滞」の運気が来れば、一般道に降りたほうが賢明という判断をするか、そのまま我慢して渋滞が解消されるまで待つかという判断で、運命は変わってきます。

では「冬のタイヤ交換」の運気は、どうでしょう。
冬と言っても、吹雪で路面凍結かもしれません。あるいは冬でも晴天で路面が乾いている場合もあります。
最悪のケースは、夏にフェラーリと競い合ってタイヤが摩耗したうえに路面凍結でありましょう。競い合わなければ、サービスエリアまでたどり着けるタイヤの状態かもしれません。

このよーに、原命式を、当人の判断によって最適に活用できるか、また最悪の運気でも、それ以前に健康などに注意していれば何とか耐えられることもありますです。
大運と、当人の、いかに運気を上手く乗りこなせるか。

同じ原命式でも、天と地ほどの差が出てくるのでございますです。

十傳スクールの、四柱推命初等科は、原命式の状態を見ること、そして、季節の味方。同じ冬でも吹雪なのか、そうでないのか。これをしっかり身に付けることに重点を置くのでございます。

  1. 春夏 & 秋冬
    順境、逆境の大運・10年運 潮流の変化。
    大運、正財の干合が来まして…
    先日 Aランクの吉方に出かけ
    偶然、旅先で出会った人から、足の不調を治すよう指摘され
    帰宅後に治療に通い、運動量が増え体重も減り、
    おかげさまで運も良く?

    財=行動、お足(お金)…w

    仕事を円満に精算
    大運、このありがたきもの。
    (負の財の精算、まだまだこれからです。w)

      ●十傳より→占いを活用していただければ最高であります。

  2. 智能を向上させる三奇六儀は丁奇ですが、身体能力を向上させる三奇六儀は何に当たるのでしょうか。
    手先の不器用さや運動能力などが低いため、良くしたいのです。体力は知力と同じくらい大事だと思うのです。
    やはり、地道に日々積み重ねる以外には無いのでしょうか。

    ●十傳より→ないわけではありませぬが、自分なりの頑張りは大事であります。

  3. せっかくの良い季節が空亡の場合はどんなイメージですか?

    ●十傳より→空亡はあまり関係しませんです。マジックですから。算命学に譲りますです。でも、強いて言うなら、「運転に疲れたよーな気がするなぁ」程度でしょうか。「ウンコしたいような気がするなぁ」とか。