04.23
被災地周辺で耳にするのは、「靴」という単語でありました。
いかに靴が重要なのかは、災害現場にいくとよく分かるのであります。
釘がいたるところに出ていますから、普通の靴では危険であります。
いや、それよりも、
「寝室に靴を用意しておく」
これがポイントのようであります。靴さえあれば逃げだすことも可能なのでございます。
サンダル履きではたとえ津波や地震から一時的に助かっても、孤立した場合、身動きができませぬ。
運は、軍にしんにょう。足がとても大切だとされております。
その足を守り、足の能力をひきだすのが靴であります。
「ウンコはどうしたんだ?」
と自宅の三階に五日間籠城していた従弟に尋ねたところ、
「お尻にビニール袋をあてがってさ、そこにヤルのさ」
とのこと。
これは小学校などで避難所生活をしていた人たちも同様だということであります。
「そしたら、それを外にぶん投げるのか?」
「変わってないね、そんなことをするのは兄さんだけだよ」
ということでありました。
「みんな所定のところに積んでおくんだよ」
釜石にくると立ち寄っていた歓楽街も画像のアリサマ。
この小道の両側にいかがわしい楽しい港町の女たちがプリプリしていたのでありましたが…。
が、新聞の死亡者名簿によると、死者は私のような50代から上の奴ら、つまり老いぼれたり使い物にならなくなったり、そういう足手まといの人々ばかりで、若い奴らはわりあいに助かっているようでありました。
こうなったら復興は高校生のような若者を中心に、夢のような街作りをしてもらいたいのであります。20代も30代も、40代も、高校生のお手伝いをすることが、理想なのではないかと思ったりいたしました。
もう高速道路も、地デジもなにも欲しくはないのであります。ITなんてまったく無用。原発もいりませんです。いままでの文化なんてホントは無駄なものだったのであります。
節電ばかりが目的じゃない薄暗い飲み屋で、ちょっとオブスのネエさんに囲まれていれば、それだけで幸せなのであります。
そしてオネェさんのちいさな足から赤いスカルペッタを脱がせることができたら最高でありますね。
ローマ法王が日本人の子供からの質問に答えた、というニュースを見ました。
質問した子が美少女なうえ、ローマ法王って悪そうな顔していますよね。
子供を喰い物にする爺さんの話みたいで気色悪かったです。
「どうして地震が起こったの?」と聞くと、法王は「いつの日かその理由が分かります。神があなたを愛し、そばにいることを知るでしょう。」と答えたそうです。
こんな言葉で救われる人がいるとしたら、心を病んでいるか、嘘つきなのでは。
神は瓦礫も取り除いてくれないし、クソがつまったビニール袋を処分してもくれないですしね。
●十傳より→紙に見捨てられたらみずからの手でウンを掴みとらねばなりますまいでありますです。
今日の関東はすごい窓が洗車されているような大雨ですよ。そちらは大丈夫でしょうか?
私の本日の靴は長靴でした。なるべく徒歩で済ませています。
来月の十傳カレンダーに「ベッドの下に靴を置いて寝よう」とありました。
夜中の地震ほど怖いものはありませんね。
●十傳より→モリオカはどしゃ降りの一歩手前の雨。そして市内では3・11の地震は大地震の前兆で5月11日にホンモノがくるとかまことしやかに囁かれておりますです。
生現場は流石に凄まじいですね…
都内メトロの節電ですが思ってみれば
EuropeのMetoroなんかもっと暗いですょね…
この位でも問題ないんですょね
いつか回復したときは又ぎょっとした
明るさになるんでしょうか
サーチライトやガス灯なんかの方がムードあるのに…
●十傳より→ガス灯はイイでありますね。火災の危険がありますが、危険があった方が注意するから安全ってこともありますです。堤防を作れなかった貧乏な部落が一人の死者も出さなかったように。とにかくムードのある街にしてほしいのであります。
オノ先生にお聞きしたいのですが、方角で南西の反対は東北ですか?それとも北西でしょうか?
●十傳より→南西の対中という意味であれば北東でありましょうね。
また大きい地震が来るのでしょうか…
周りの人達は「どうする?もう身体も
心も持たないよね…」と嘆いております。
家もミシミシいっていますし、正直めちゃ
くちゃ怖いです。
●十傳より→老母も今夜は大きな地震が来そうだと怖がっていましたが、そういう時には来ないものであります。