2021
09.24
09.24
「何もしてはいけません」
の鑑定ほど苦しいものはございません。
方位をとるべきでもなく、行動するべきでもない。
「ただ待つだけ」という鑑定結果ほど、お客様にとっても未消化になることでしょー。
それでも「動いてはいけない」なのが正解ですから、私メとしては、相談者の心の叫びを、時間を延長して聞くほかないのでございます。
たとえば、彼との復縁を望むとき、相談者はどうしても何かしらのアクションしたくなるのであります。
「だって別の女に取られるじゃありませんか」
取られてもイイのであります。
奪い戻せることになるのですから。
しかし、相手の男に会いに行ったら、そこでおしまい。そー言うケースでございます。
それは男がお女性を求める場合でも同じ。
何もしない。
熟した柿の実が手のひらに落ちるのを待つだけ。
下手に摘み取ろうとすれば、柿の実が傷ついてしまい台無しになるのでございます。
高速道路でクルマが固まり過ぎたら、散らばるまで速度を落とすことも大事。それとも似ております。
よっぽど
「何月何日にあっちの方位に行け、そして何月何日になったらこっちの方位だ。泊雲の作法を用いよ」
という行動させる鑑定の方が、どれだけ楽なことでございましょう。
人には嫉妬心があり。欲心もございます。
嫉妬心は、裏返せば、「自分だったら浮気するだろう」という自分の心のメニューのある証拠にほかありません。
動かずにいろ、というのは、その嫉妬心が心の中で、音を立てて燃え盛ることに通じるのであります。
「男から連絡があるまで待て」
は、
「男から連絡がなかったら?」
の反問を呼び起こさせ、鑑定は悶々とうちつづくのでございます。
私メというゴミ箱は、そして満杯状態になるというわけであります。
小野十傳先生・逆転の発想だと、ただ待てば良いのなら、めちゃくちゃ楽ですよね!
いわゆる、待てばカイロも暖まるですかね。
●十傳より→カイロが、冷たくては役に立ちませんものね。
おっしゃる通り、運勢運気の中で立ち止まることも時には大事ですよね。
立ち止まっている期間に勉強などをして力を蓄えたり、休養して力を回復させたり、どうのように過ごすことが重要ですね。
まあ、じっとしていられないと言う気持ちはわからなくもないですが、踏ん張るしかないのもまた、事実ですよね。
●十傳より→おそらくジッとはせず、占い師巡礼の旅をすることでありましょー。
雰囲気が悪い、人間関係が悪い、全体的な運気が良くないなどの問題ある組織は、個人の運が良くても次第に影響を受けて運が悪くなるなぁと感じます。
そのような考え方はあっていますでしょうか。
合っていれば、そのような組織からは早めに脱出する方が良いですよね。
●十傳より→運気の悪い組織に、自ら求めてしまうケースもございますです。
組織は時として敵になりますね。
最後は自分の身は自分で守らないといけなくなる。
そのため、いろいろと武器を持たないとダメですね。
●十傳より→組織は自分を守ってはくれませんです。
理想的には自営業、現実的にはどれくらい人間関係を必要最小限度に絞ることができるかですね。
人間関係が広いと、とばっちりな事やもらい受けてしまう不運や不幸が多くなりますし。
●十傳より自営業で成功するには、人間関係を縮めてはいけませんですよ。
チャンスは寝て待て
●十傳より→寝過ごさぬよーに。
それもよくある話ですね。
なぜか、スーっと吸い寄せられ、簡単には抜け出せなくなると。
●十傳より→易者の信じてもらう力と、鑑定客の信じる力でありましょーか。
「コウしなさい」
「アアしなさい」
何かしらの動きのアドバイスを出来ないのは
病人を目の前にして
「現段階で治療法はありませんが、とにかく今は安静にしていてください」
「安静にしていれば、先々の治療の目安が付きます」
と患者さんにいう事しか出来ないお医者さんのようなのかもしれませんね
「何もしてはいけません」
先生にしてみたら口にしたくない言葉でしょう
この私にも先生の苦悩は分かるような気がします
「何もしてはいけません」
この言葉を鑑定依頼者に告げる度に苦しむ先生
やっぱり先生は素晴らしい占い師であり 素晴らしい人物だと思います
それだけ依頼主の心に寄り添うとしている証ですから
世の中には 小野先生より優れ占い師がいるかもしれません
でも、知識や経験、実力、そして人間性
全てのバランスから 小野先生ほど秀でた占い師は居ないと思っています
お世辞でも買いかぶりでもありません
●十傳より→「やりましょー!」と励ましの鑑定は楽なのであります。ストップさせる鑑定は非常に難しいのであります。
特に、上に立つべきでない人物が上司や管理職となると、目も当てられないくらいに状況が悪化し、目も当てられないくらいになりますね。
そのような人物は、上層部からのオダテやオドシによってうまく踊らされ、下の者が幸せにならないように不幸や不運と言った遅効性の毒を撒き散らして、現場を引っ掻き回し混乱におとしいれる。
いやはや、なんと恐ろしい仕打ちなのでしょう。
●十傳より→菅義偉のよーに最低以下のヤツが威張りくさっておりますからね。
上司は上の意向に従い、下には感情的になってキーキー喚く。
上層部は上司を良いように踊らせる。
まるでサルと猿まわしですね。
現場は良い迷惑ですね。
●十傳より→それが世の中でありますです。
政治に期待はしてない
給付金をくれればいい
でも税金が高くなるかなぁ…
●十傳より→分捕られそーですね。中国に請求して支払わせないといけませんですね。
自営業はおっしゃる通りですね。
申し訳ありませんです。
難しいですね。自己完結に近い仕事は理想ですね。
●十傳より→演技力で上手くやるしかないかもです。
苦しい時ほど無駄に動きたくなるのが人の性なのかも。
動かずじっと息を潜めて時が過ぎるのを待つのが一番の得策。
しかしながら頭の中まで空っぽにして考えを止めるのは本当に難しい。
堂々巡りの深みにはまってしまうばかりです。
●十傳より→その気持ちが分かるだけにです。
世の中には意外と理解力や読解力が無く、直情的な人が多いことに驚きます。
また、同じ言語で話しているのに話が通じない、別の世界の者に乗っ取られたかのような人もいますね。
●十傳より→その人の「こうありたい」という強い気持ちに、こちらの言葉がブロックされるのであります。