2022
09.22

ただ、ひたむきに赤とんぼが交尾をしているのでありました。
羽根に触れましたが、逃げませぬ。
気づかないと言い換えたほうが正解でしょう。

モリオカの大型スーパーマーケットのパーキングなのでありました。
仕方ないので、
「よろしくやってくださいまし」
と、ふたたび店内にはいるのでした。

「!」
店内を目的もなく彷徨っていると、似たようなことがあったかな、と記憶が頭をかすめましたのでございます。
自分のことではございません。
「そうだ、映画だ、あの映画だ」

立川米軍基地で働いている主人公の青春映画でした。
主演は、黒沢年男。
ジュンという弟分がいて、そのジュンが、黒沢年男の情婦でホステスの原知佐子とアパートで何かの拍子でデキてしまうのでした。
そこに黒沢年男が帰宅し、現場を目撃。
黒沢年男が、しゃがれた声で、
「風邪…ひくなよ」

どこが良かったのか、中学二年の私メは、この映画にひどく感動しまして、リバイバルも含めますと、7回も観たのでした。
で、その場面が来ると、その都度、
「風邪…ひくなよ」
銀幕にむかい声を合わせたのでありました。

いそいでクルマに戻りました。
そのセリフを投げかけるために。
黒沢年男は、映画ではボンバージャケットの襟を立てておりましたから、私メはピンクの麻のシャツの襟を立てました。

でも、赤トンボはもういないのでした。
「風邪…ひくなよ」
モリオカは秋の気配が色濃いのでありました。
蘭丸さまに逢いたくなりました。

  1. 秋の赤とんぼ=あきつ→秋津島大和国…。

    嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 
      竜田の川の 錦なりけり

    青龍返首の方位より戻りますと。嵐が吹いていました。

    政府・日銀には、市場介入という「伝家の宝刀」が。
    妻財の気配。敗財の気配? 運命の秋。

    ●十傳より→素人政治家どもも大慌てですね。まるで愚将、武田勝頼の如し。

  2. 昨日(9月23日)、開運カレンダーの記載事項に従い福本銭を神社に納めた時、帰りに境内の外に出る寸前に神社の本殿の方から大きな音がしました。いつも、おさい銭は500円玉を奉納しているのですが(福本銭を納める時も同じ)、100円玉しかなったので、100円を奉納しましたが、気になったので、コンビニでお金をくずし、改めて500円玉を奉納し、お参りし直しました。ちなみにこの後、帰りに引いたおみくじは大吉でした。また、雨の中、境内でコーヒーの出張販売をしていた焙煎店の人からドリップコーヒーを2枚買いました。氏神様は諏訪大社の分社ですが、これは雨の中、わずかな金額でも商売をしている人から品物を買ってあげなさいということで氏神様が「大きな音」を出したのでしょうか?なぜか気になりましたので、コメントさせていただきました。

      ●十傳より→お賽銭は、その音で気を開くのであります。

  3.  小野先生、お忙しい中、ご教授いただき感謝申し上げます。昨日、福本銭の10枚セットの購入申し込みをさせていただきました。通販サイトが年内に閉じるというお話しと最近、親の入院等で悪いことが続いたため、それに備えようと思います(福本銭の残り2枚しかないため)、悪運を吸い取る福本銭と福本銭を納める神社も住居の近くにございます。先生は以前、「あきらめること」が次の開運につながるとういう趣旨をこのHPでおっしゃっていた記憶がございます。私も悪運が来たとき、ジタバタせずに「あきらめの心境」と福本銭で臨む考えでございます。

    ●十傳より→諦めるために、必死で頑張るのであります。